お知らせ
日程 | 2012年3月23日(金) |
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時間 | 18:30講演開始 〜 20:30終了予定(受付開始 18:00) |
登壇者 | 面出薫(照明デザイナー) |
場所 | 東芝LED照明シミュレーションラボラトリー「CO-LAB」 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目10-1 虎ノ門ツインビルディング(旧:新日鉱ビル) 1F |
定員 | 50名 |
募集締切り | 2012年3月15日(木) |
主催 | 東芝ライテック株式会社、特定非営利活動法人デザインアソシエーション |
イベント冒頭で、フランス・ルーヴル美術館の照明改修プロジェクトで照明器具の開発や設置に関わった東芝ライテック 森山から、ルーヴル美術館向けLED照明器具の開発ストーリーのご紹介として、「環境保全と文化遺産の保存・継承を何よりも大切にしているルーヴル美術館の思いを大切にして、議論に議論を重ねて器具仕様を決定しました。」など、開発から点灯式典に至るまでのエピソードなどをご紹介させていただきました。
「クリエーターが語るこれからのLED照明」 トークショー第1回目の登壇者は照明デザイナーの面出薫さん。
住宅照明から建築照明、都市・環境照明の分野まで幅広い照明デザインのプロデューサー、プランナーとして活躍するかたわら、市民参加の照明文化研究会「照明探偵団」を組織し、団長として精力的に活動を展開する面出さんの視点から、LEDの未来、可能性についてお話いただきました。
これまで面出さんが手がけられた数々の照明デザインをご紹介いただきながら、LED照明について、「今、建築は巨大な照明器具化している。光る建材であるLEDや有機ELの今後が楽しみ。その反面、LEDはまだまだ万能ではないから、優れているところと罪作りなところを持ち合わせていることを理解する必要がある。アトラクティブな目を奪うだけの過剰なLED照明は好ましくないし、あかりの量を減らすことによって得られる良さもあることを忘れないで欲しい。日本には美しい自然光とそれを生かした建築があるのだから、自然光とともにLEDならではの、LEDにしかできないシーンを作ることが可能になってくる、そんな時代を期待している。」とのメッセージがありました。
最後に、ご参加いただいた皆様と登壇者の面出薫さんを囲んでの交流会にて盛況のうちに第1回トークショーは終了しました。
会場風景
登壇者 左から面出薫さん、
森山(東芝ライテック)
弊社森山からルーヴル美術館照明改修プロジェクトへの
LED照明器具導入にまつわるエピソードをご紹介
「これからのLED照明について」をお話いただいている面出薫さん
参加者の皆さんと面出薫さんを囲んでの交流会