設計・提案支援
住まいのイメージづくりに、あかりは大きく関わってきます。
どこにどんなあかりを作るかという照明計画は、配線計画と同時に進行させます。
STEP 1

あかりのイメージを決めましょう。
家全体のイメージや各部屋の設備やインテリアイメージを決めていきます。
STEP 2

あかりの配置計画を決めましょう。
それぞれの空間に色や素材のコーディネートを考えながらあかりの演出を決定。
STEP 3

配置場所と配線を決めましょう。
配線が決まったら部屋ごとにセンサーやスイッチなどの機能面を検討しましょう。
STEP 4

照明器具を選びましょう。
お手入れもラクで安心な器具の中から、暮らしに合ったあかりを選びましょう。
部屋空間の広さと用途に応じた照明器具をお選びください。例えばリビングなどで長時間使用し、テレビ鑑賞だけでなく、新聞や本を読んだりする場合には、文字がはっきり見える明るめの照明器具などがおすすめです。
お部屋の用途によって必要な照度が違います。
住まいには様々な目的の空間があります。目的に合った明るさをとることは照明計画を立てるうえで非常に重要なポイントになります。それぞれの部屋に適した明るさの基準はJIS Z 9110-2010で下図のように推奨されています。
若い人の約1.5〜2倍の明るさが必要となります。
シニアは若い人に比べて、明るさを感じにくくなっています。照明は以下のようなことに考慮したプランニングが必要となります。
●通常の約1.5〜2倍の明るさの器具を。
●調光のできる器具を。
光の量を調整する機能も衰えてきます。調光を使って個人に合った明るさに調節できるようにします。
●まぶしさ(グレア)の少なさ。
強い光が直接見えない器具を選びましょう。まぶしさを感じやすくなっています。
●目が明るさ、暗さに順応する機能も低下してくるのでリビングや廊下など連続した空間で、極端な明るさの違いを作らないようにします。
●操作のしやすさ。
●メンテナンスのしやすさ
内装材の色や材質によって光の反射率が異なるため、同じ器具を使用しても明るさが変わってきます。
反射率が高いほど明るさと明るさ感が増します。特に和室は反射率の低い素材が多いのでワンランク明るい器具を選んだり、部分照明で明るさを補うとよいでしょう。
●内装材の反射率
省エネ=節電。でも我慢するのではなく、あかりを使いこなすことが省エネになります。楽しむことと省エネが両立できる考え方。それが多灯分散方式です。
生活行為に合わせて、点灯する照明器具の組み合わせを変化させることにより、常に全体を明るくするよりも省エネルギーとなります。注意点としては、照明器具の合計ワット数を大きくしないこと、行為ごとの各点灯パターンが、全体を1灯で照明するパターンのワット数を超えないようにすること、何よりも、使う人が意識して使い分けることが大切です。

壁面を明るくすることによりゆったりと落ちついた雰囲気はそのままで明るさ感を得られます。

テーブルに近いあかりで落ち着いた食事のシーンをつくります。小さく灯るあかりが全体を浮かびあがらせます。

ゆっくりと食べることを楽しむ。そのためのあかりは、テーブルの上とリビングの中心だけにしぼります。周囲の照度を落とすことによってテーブルの料理がより一層きわだちます。

いやしの時間はやわらかな光で全体を包みこみます。一度壁面に当たった光はやわらかな反射光となり床面に広がります。