プレスリリース
プレスリリース
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
2011年10月27日
「一般電球形10.6W」
(パッケージ左からLDA11L-G(電球色)、LDA11N-G(昼白色))
東芝ライテック株式会社は、「E-CORE」(イー・コア)LED電球シリーズに、広配光タイプで業界最高の明るさ(注1)(昼白色1000ルーメン、電球色810ルーメン)を達成し、白熱電球や電球形蛍光ランプに近い光の広がりを実現した(注2)LED電球「一般電球形10.6W」2機種をラインアップ、11月15日から発売します。
当社は、白熱電球や電球形蛍光ランプに近い光の広がりを実現したLED電球「LED電球「一般電球形7.7W」(白熱電球40W形相当の明るさ)を4月に発売していますが、このたび新たに、一般白熱電球で最も普及している60W形相当の明るさ(注3)で広配光タイプのLED電球「一般電球形10.6W」を発売し、白熱電球からLED照明への移行をさらに促進します。
注1 日本電球工業会規格JEL800「電球形LEDランプの形式付与方法」に準拠した全般配光形(配光角180度以上)において。2011年10月27日現在。当社調べ。
注2 器具の種類によっては、白熱電球・電球形蛍光ランプに近い配光が得られない場合があります。
注3 日本電球工業会ガイド「電球形LEDランプ性能表示等のガイドライン008」に準じた明るさの目安。 一般照明用電球60形とLDA11N-G,LDA11L-Gとの比較。
高い拡散性(マルチ拡散)と表面積の大きなグローブを採用し、指向性の高いLED光を背面方向まで自然な配光分布で広げています。当社の従来LED電球(注4)の配光角(注5)は約120度なのに対し、LED電球「一般電球形10.6W」の配光角は約260度と、白熱電球(注6)や電球形蛍光ランプ(注7)に近い光の広がりを実現しています(注2)。
注4 当社従来品:LDA9N(昼白色:850lm)およびLDA9L(電球色:650lm)との比較。
注5 日本工業規格JIS Z8113「照明用語」に定める「ビームの開き」、及び日本電球工業会規格JEL800「電球形LEDランプの形名式付与方法」で定める「配光角」に準拠した値。
注6 当社ホワイトランプ(LW100V54W55)との比較。
注7 当社電球形蛍光ランプ(EFA15EL/12-R)との比較。
LEDは、発光時に電流が流れることによって熱を出します。この熱が外に放出されないと、LED自体が高温となり、発光効率が低下して明るさが落ちたり、寿命が極端に短くなったりする場合があるため、LEDから生じた熱をいかに効率よく外に放熱するかが重要となります。
新製品は、当社独自のトリプルアーチ放熱板をグローブ部分に採用したことで、筐体だけでなくグローブにもLEDから出た熱を伝えることが可能になりました。ランプ全体に熱を伝えることによって放熱性能を向上させ、LED電球内部の温度を大幅に低減しました。
この放熱技術により、電球近似形状を維持したまま、昼白色相当で1000ルーメン、電球色相当で810ルーメンと、昼白色・電球色ともに白熱電球60W形相当(注3)の明るさを実現しています。
<熱の伝わり方イメージ>
トリプルアーチ放熱板を採用することで、LEDから出た熱が筐体だけでなくグローブにも伝わる。
<熱シミュレーション結果>
(左図) 放熱板がない場合は、筐体部分では放熱しきれずLEDが高温になる。
(右図) トリプルアーチ放熱板を採用することで、グローブにも熱が伝わり高い放熱性能を実現。
LEDから出る光は指向性が高いため、従来のLED電球(注4)ではまぶしく感じる傾向がありました。新製品では、マルチ拡散グローブの採用により内面反射と光の取り出し効率を適正化し、グローブの拡散性を向上させました。LED電球特有のまぶしさ感を低減して、ソフトな光を実現しています。
白熱電球60W形(注6)と比較して、消費電力を約80%削減できます。寿命は白熱電球60W形(注6)と比較して約40倍になり、取替えの手間を大幅に軽減できます。
形名 | LDA11L-G | LDA11N-G | ||
---|---|---|---|---|
希望小売価格(円)(税込) | 7,350 | 7,350 | ||
光源色 | 電球色 | 昼白色 | ||
グローブ種別 | 乳白 | 乳白 | ||
寸法(mm) | 60 | 119 | 60 | 119 |
質量(g) | 183 | 183 | ||
口金 | E26 | E26 | ||
周波数(Hz) | 50/60 | 50/60 | ||
定格入力電圧(V) | 100 | 100 | ||
定格消費電力(W) | 10.6 | 10.6 | ||
定格入力電流(mA) | 182 | 182 | ||
全光束(lm) | 810 | 1000 | ||
最大光度(cd) | 87 | 107 | ||
定格寿命(h) | 40000 | 40000 |
2011年11月15日
「一般電球形10.6W」 2機種合計:60万個/年
東芝グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ"Green of Process"」、「東芝の作る製品がエコ"Green of Product"」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ"Green by Technology"」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。
東芝グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。
東芝ライテック株式会社
LED事業本部 光源事業部 商品部 LED商品担当
TEL 046-862-2084 / FAX 046-861-8841
LED事業本部 商品企画統括部 商品企画部 LEDランプ企画担当
TEL 046-862-2087 / FAX 046-861-8841
○ 東芝ライテック株式会社
代表者 取締役社長 福田 正巳
本社
神奈川県横須賀市船越町1丁目201番1
TEL:046-862-2000(代表)
URL:https://www.tlt.co.jp/
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。