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小保内陽子(おぼない・ようこ)プロフィール

舞台照明家

1971年生まれ。埼玉県出身。日本大学芸術学部演劇学科卒業。
1993年9月 株式会社 松崎照明(現 エクサート松崎)入社。2006年 現代舞踊協会主催平成16年文化庁新進芸術家公演事業「The Crucible−坩堝−」にて日本照明家協会第25回舞台部門新人賞を受賞。
2015年 スタジオダンシングワープ公演で、同協会第34回舞台部門努力賞を受賞。 入社以前のアルバイトの頃より、牧阿佐美バレヱ団公演や現代舞踊協会主催公演にオペレーターとして多数関わり、入社後、現代舞踊協会主催「新人公演」、フラメンコ協会主催「新人公演」、東京新聞主催「全国舞踊コンクール・現代舞踊展」など舞踊に関わる照明を中心にデザインを担当している。

編:舞台に関わるようになったきっかけについて教えて下さい

高校時代にジャズダンスを始めたことをきっかけに、ダンスの面白さを知り、将来は照明プランナーとして踊りと関わりたいと思いました。

編:現在の主な業務について教えて下さい

社内では舞台業務のシフトを担当し、牧阿佐美バレエ団・現代舞踊協会・フラメンコ協会・東京新聞主催公演や、バレエ・モダンダンス発表会などの現場業務に従事しております。
日本照明家協会では、本部公益委員や東京支部運営委員の一員でもあります。

編:今までに担当した舞台の中で印象に残っている作品は

「フラメンコ曽根崎心中」

編:照明機器はデジタル化やLED化など変化していますが、10年後、20年後の舞台照明はどうなっていると思いますか?

デジタル化・LED化がどんどん進み、機材の扱い方は今と変わっていき、照明の役割も大部分が映像に取って代わられるようになると思います。ただ、その場合でも必要な部分や分野に今とそう変わらない形で残っていると思います。

編:照明家の仕事はどう変化していくと思われますか?

まず、照明家に「お任せでお願いします」ということが減っていく気がします。
若い人たちはいろんな機器なども扱えるようになっていますので、素人でも照明機器や映像機器を扱ったり、アイデアを伝える手段をたくさん持つようになると思うので具体的な注文などが多くなり、出演者自らがオペレートに関わったりする時代も来るのではないでしょうか。

編:舞台照明の仕事を目指す人へのメッセージをお願いします

どんなに扱う機械が便利になり、新しく変わったとしても、大事なのは伝えようとするメッセージをどう表現するかという事です。人と人との関わり合いの中からそのヒントをもらい、相手の表現したい事のどの部分を自分が手助け出来るのかという思いを持ちながら照明に関わっていってほしいと思います。

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