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循環経済への対応

事業活動における廃棄物量の抑制

廃棄物削減の推進

製品の製造に伴って発生する廃棄物は、構成する部品、材料であるガラス、金属、プラスチックと付帯設備から発生する汚泥などがあります。2023年度は製造設備・工程の設置・増設により、目標2.11ktに対し、実績2.26ktと目標未達成となりました。各工場では、歩留まり向上による不良品削減およびリサイクルに取り組むことで、循環型社会の実現に向けた3R※1を推進しており、目標達成に努めます。

※1 ①Reduce=リデュース(できるだけ廃棄物を出さない)・ ②Reuse=リユース(再利用)・ ③Recycling=リサイクル(資源などの再生利用)

廃棄物総発生量の目標・実績推移

事例:今治事業所 廃プラスチック廃棄物削減

物流部門では部材搬入時に梱包されている緩衝材を出荷の際に再利用し、プラスチックの再利用量について月25kg目標に対し、2023年度では300kgの再利用を達成しました。

部材搬入時に梱包されている緩衝材

部材搬入時に梱包されている緩衝材

緩衝材を再利用している様子

緩衝材を再利用している様子

製品の省資源化量の拡大

省資源の推進

当社は、環境調和型製品への取組として循環型社会構築に求められている3Rへの対応を推進しています。廃棄物の発生抑制では、商品の小形化、長寿命化、分解性の向上、リニューアル対応を進め、使用済み製品では、リサイクル・回収資源再利用に向けた技術開発に取り組んでいます。また、省資源化量※1の拡大にも貢献し、資源の有効活用に努めています。2023年度の省資源化量は、目標31.9千tに対し、実績は31.1千tと目標未達でした。

※1 算出方法は次のとおり。
代替想定製品の資源投入量−出荷製品の資源投入量(同じ期間での製品寿命期間分の資源投入量を比較し、製品寿命の半分を累計)

省資源化量の推移
事例:LEDベースライト TENQOOシリーズ リニューアル器具、リニューアルキット
リニューアル器具に関してはコンパクトな梱包により梱包廃棄量の削減に貢献しております。

リニューアルキットに関してはLED器具へのリニューアルの際に蛍光灯器具本体を流用することで、器具ごと交換するよりも製品の廃棄量を削減することができます。
例えば、器具本体(1.8kg)と反射板(2.3kg)、合わせて4.1kgの既設蛍光灯器具の場合、リニューアルキットを用いると反射板だけの破棄で済み、器具ごと蛍光灯設備を破棄するよりも、廃棄量を約40%削減することができます。

リニューアル器具(写真)

リニューアル器具

TENQOOシリーズ リニューアルキットの構造(写真)

TENQOOシリーズ
リニューアルキットの構造

関連情報

製品のプラスチック資源循環量の拡大

プラスチック資源循環の推進

当社は資源の有効活用に向けて、当社で開発した製品のうち再生プラスチック含有品の販売状況をプラスチック資源循環量として指標管理しています。2023年度のプラスチック資源循環量は、目標126tに対し、実績は151tと目標達成しました。2024年度より第8次環境アクションプランへの移行に伴い、プラスチック資源循環量は目標管理項目でなくなりますが、実績値の社内内部管理により引き続きプラスチック資源循環を推進していきます。

プラスチック資源循環量の推移
事例:LEDブラケット
当社開発LEDブラケット2機種の本体、ガードの部分に再生PC(ポリカーボネート樹脂)材を用いています。

※ LEDG85904及びLEDG85914

LEDブラケット(写真)

LEDブラケット

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