東芝ライテック(株)トップページ > フランス・ルーヴル美術館とともに進めている照明改修プロジェクトについて

TOSHIBA LED at LOUVRE ルーヴルの新しい物語が、はじまる。名画たちに吹きこまれた新しい生命。その美しさを永遠にするために。

フランス・ルーヴル美術館とともに進めている照明改修プロジェクトにおいて、「モナ・リザ」の展示照明システムと「赤の間」の天井照明器具のLED照明化改修工事を完了しました。

2010年から仏ルーヴル美術館とともに進めている照明改修プロジェクトについて、昨年5月から実施している「モナ・リザ」の展示照明システムと「赤の間」の天井照明器具のLED照明化改修工事がこの度完了しました。

今回のLED照明改修プロジェクトによる「モナ・リザ」、「赤の間」のLED照明への改修の概要は以下の通り。

「モナ・リザ」の展示照明システムについて
「モナ・リザ」専用の展示照明システムとして、あかりの均斉度を従来のシステムより向上させることで、絵画の濃淡を忠実に再現しました。また、より自然光に近い形で見られるよう、色温度を調整するシステムも搭載したほか、絵画の褐色を防ぐ紫外線・青色光を最小限に抑えています。

「赤の間」の天井照明について
昼光を採り入れた展示室で常に一定の色温度で絵画を鑑賞できるよう、絵画の照度を一定に保つ新しい制御電源を採用しました。消費電力については約60%、照明器具の総重量は約72%の低減を実現しました。

詳細については、以下(株)東芝のニュースリリースをご参照ください。

仏ルーヴル美術館「モナ・リザ」「赤の間」に当社製LED照明を設置((株)東芝のニュースリリースへリンク

赤の間
赤の間

2012年5月12日、ルーヴル美術館ナポレオン広場のLED照明への改修が完了し、ナポレオン広場全体の照明がLED照明になりました。

ルーヴル美術館照明改修プロジェクトとして進めてきた、2011年12月のピラミッド、ピラミディオン、およびパビリオン・コルベールなどの一部のLED照明への改修に続き、ナポレオン広場のLED照明への改修が5月12日に完了し、ナポレオン広場全体の照明がLED照明になりました。

「芸術のルーヴルと技術の東芝」が融合することで、これまでのルーヴル美術館の優美な景観を踏襲しつつ、消費電力は従来比で73%注の削減が可能になります。

注:従来の照明器具4500台(消費電力量392,000Wh)を当社LED照明器具3200台(消費電力量105,000Wh)に置き換えた場合の比較。

LED照明に改修されたナポレオン広場
LED照明に改修されたナポレオン広場

2011年12月6日、フランス・ルーヴル美術館において点灯記念式典が開催され、東芝のLED照明がルーヴル美術館を照らし始めました。

12月6日、パリ・ルーヴル美術館の点灯記念式典が、欧州各国から約450名のゲストを迎えて行われました。点灯式のカウントダウンと共に、ルーヴル美術館・ロワレット館長、東芝・佐々木社長の手によってスイッチが押されると、ナポレオン広場のピラミッド、ピラミディオン、パビリオンコルヴェールが一斉に点灯し、LED照明の新しい光に満ちた会場は大きな歓声と拍手に包まれました。

東芝のLED照明による新しい光がルーヴル美術館の夜を照らします。
東芝は、人類の大切な文化遺産を守り継承していく使命を持つルーヴル美術館へLED照明器具を開発・提供し、人と環境に調和した"あかり文化"に貢献します。

ルーヴル美術館の照明改修プロジェクトについて

ルーヴル美術館の照明改修プロジェクトは、同美術館の環境保全活動への取り組みの一環で、既存の照明から高効率のLED照明に置き換えることで、環境負荷の低減を図るものです。今回のパートナーシップ契約は、当社がこの取り組みに賛同するとともに、ルーヴル美術館の優美なライトアップを踏襲し、かつ大きな省エネを実現する当社のLED照明技術をルーヴル美術館が高く評価したことにより実現しました。

本照明改修プロジェクトでは、ナポレオン広場、ピラミッド、ピラミディオン及びクール・カレ(方形の中庭)の照明について、LED照明への交換を行います。2011年12月6日のナポレオン広場のピラミッド、ピラミディオン、パビリオンコルヴェールの点灯開始に続き、クール・カレ(方形の中庭)については、2013年内の完成を目指しています。

2011年12月ナポレオン広場、ピラミッド、2013年クール・カレ

仏ルーヴル美術館とのパートナーシップ契約について

東芝は、仏ルーヴル美術館が進めている照明改修プロジェクトへのLED照明器具の提供および改修工事費用の支援について、2010年6月30日にパートナーシップ契約を締結しました。今回のパートナーシップ契約は当社のLED照明技術をルーヴル美術館が高く評価したことにより実現しました。

世界で最も著名な美術館の一つであるルーヴル美術館へのLED照明器具の提供を通じて、当社照明事業のブランド認知拡大を図り、更なる事業拡大を目指します。
ルーヴル美術館の照明改修プロジェクトは、同美術館の環境保全活動への取り組みの一環として、環境負荷の高いキセノンランプなどの既存の照明からより効率の高いLED照明に置き換え、環境負荷の低減を図る目的で実施されます。既存の照明からLED照明への交換については各施設で順次行い、当社LED照明は、2011年から2012年にかけて約3,200台の納入を予定しており、壁面や屋根のライトアップに使用されます。

今回の契約期間は2023年12月31日までで、この契約によって東芝はルーヴル美術館のナポレオン広場、ピラミッド、ピラミディオン及びクール・カレ(方形の中庭)のライトアップされたイメージを広告・宣伝などのプロモーションに活用することが可能となります。

東芝グループは、LED照明をはじめとするより効率の高い照明の開発・普及に取り組み、既に、欧州・米州・中国など世界規模で事業を展開、現地での販売を開始しています。

東芝グループは、世界中の人々が必要とする温かみや安らぎを内包する「あかり」をグローバルに提供し、人と環境に調和した"あかり文化"に貢献します。

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