東芝ライテック(株)トップページ > ニュース&トピックス > ニュース&トピックス一覧 > 2024年 > 一般照明用の高圧水銀ランプの製造・輸出入の禁止に続き全ての一般照明用蛍光ランプについて製造・輸出入の廃止期限が決定しました

ニュース&トピックス

2021年一般照明用の高圧水銀ランプの製造・輸出入の禁止に続き
全ての一般照明用蛍光ランプについて製造・輸出入の廃止期限が決定しました

イメージ画像

2021年以降、一般照明用の高圧水銀ランプについては既に製造・輸出入が禁止になったことに続き、水銀に関する水俣条約※1 第5回締約国会議(COP5)(2023年10月30日〜11月3日開催)において、一般照明用の蛍光ランプは、2027年末までに 「全ての「製造」および「輸出入」を禁止する」ことが合意されました。

なお、この条約合意に関しては、既に使用している製品の継続使用、廃止日までに製造された製品(在庫)の売り買い、および、その使用が禁止されるものではありません。

イメージ画像

当社の一般照明用蛍光ランプの生産終了については現時点では確定しておりませんが、詳細が決定次第、当社のホームページ等でお知らせします。

今後、製造禁止期限が近づくにつれ、LED照明への更新工事が混みあうことも予想されますので、お早目のご検討をおすすめいたします。

※1 水銀に関する水俣条約
水銀の一次採掘から貿易、水銀添加製品や製造工程での水銀利用、大気への排出や水・土壌への放出、水銀廃棄物に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約です。2013年10月に熊本県で開催された外交会議で、採択・署名が行われ、2017年5月18日付けで、締約国数が我が国を含めて50か国に達し、規定の発効要件が満たされたため、2017年8月16日に発効されました。

ランプに関する経過措置

 
水銀に関する水俣条約第5回締約国会議(COP5)の追加箇所

[記載条件]

  • 蛍光ランプの水銀含有量基準はいずれも1本または1個当たり。
  • 「一般的な照明用」とは「照度を確保するものであって、高演色用および低温用その他特殊用途にのみ用いられるもの以外のもの」をいう
ランプの種類 外観(例) 最初の条約規制廃止期限 追加条約規制廃止期限
高圧水銀蒸気ランプ
(HPMV)
器具画像
一般照明用
基準なし
(水銀を使用しないこと)
2020年廃止
電球形蛍光ランプ
(CFLi)
器具画像
一般照明用
30W以下
Hg(水銀)5mg超
2020年廃止
一般照明用
30W以下
水銀含有5mg以下
2025年廃止
一般照明用
30W超
水銀含有全て
2026年廃止
コンパクト形
蛍光ランプ
(CFLni)
器具画像
一般照明用
30W以下
水銀含有5mg以下
2026年廃止
直管形
蛍光ランプ
(LFL)
器具画像
一般照明用
<三波長形蛍光体>
60W未満、Hg 5mg超
<ハロりん酸塩蛍光体>
40W以下、Hg 10mg超
2020年廃止
一般照明用
<三波長形蛍光体>
60W未満、Hg 5mg以下
60W以上、Hg 5mg以下
60W以上、Hg 5mg超
2027年廃止
<ハロりん酸塩蛍光体>
40W以下、Hg 10mg以下
40W超、水銀含有全て
2026年廃止
非直管形
蛍光ランプ
(NFLs)
器具画像  
一般照明用
<三波長形蛍光体>
全てのW
2027年廃止
<ハロりん酸塩蛍光体>
全てのW
2026年廃止
冷陰極
蛍光ランプ
及び
外部電極
蛍光ランプ
(CCFL/EEFL)
器具画像
電子ディスプレイ用
  • 長さ500mm以下
    3.5mg超
  • 長さ500mm〜1,500mm
    5mg超
  • 長さ1,500mm超
    13mg超
2020年廃止
種類にかかわらず
水銀含有のものすべて
2025年廃止

出典

商品情報検索リンクアイコンカタログ閲覧リンクアイコン別ウインドウで開きますPDFリンクアイコン:このアイコンのリンクは、新しいブラウザウィンドウ、または新しいタブを開きます。

本サイトおよび本サイトからリンクする弊社提供サイトでは、ブラウザのアクティブスクリプト(JAVASCRIPT)が有効に設定されていない場合、正常な表示や動作とならない場合があります。

このページのトップへ
リンクや画像のご利用 別ウインドウで開きます