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旧東芝ホームライティング(株)のプレスリリース
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2007年2月27日
地球温暖化は、我々人類が直面している最も重要な問題の一つです。現在、様々な分野で地球温暖化防止の対策が計画、実行されています。我が国でも2005年4月28日に京都議定書目標達成計画が閣議決定され、温室効果ガスの6%削減を達成するために必要な措置が立案されました。
LED照明は、この計画の「エネルギー起源二酸化炭素に関する対策・施策の一覧」の中で「高効率照明の普及(LED照明)」として位置づけられており、2010年までに340万トンのCO2削減が目標として設定されています。また、京都議定書目標達成計画の策定の際に用いられたデータ(「別表1〜5の具体的対策の排出削減見込み量の根拠」)の中では、LED照明には、白熱電球器具に対してエネルギー消費量は5分の1、価格差は3.8倍の目標が設定されています。
今回当社が発売するLED照明器具「E-CORE」は、当社白熱灯器具と比較して(※1)、エネルギー消費量7分の1、価格3.2倍と、削減量の根拠となるLED照明の性能を十分に満たしています。
※1: 当社白熱電球ダウンライト器具( ID-7200NB(W) )と40W形ミニクリプトンランプの組合せと、「E-CORE」効率重視タイプ・白色相当(LEDD-44001W-LS1)の比較
○目標達成計画における対策の削減量の根拠と「E-CORE」の特性
エネルギー消費量 | 価格比較 | |
---|---|---|
京都議定書目標値 | 1/5 | 3.8倍 |
E-CORE(※2) | 1/7 | 3.2倍 |
※5: 当社白熱電球ダウンライト器具(ID-7200NB(W))と40W形ミニクリプトンランプとの組合せ
※6: 「E-CORE」効率重視タイプ・白色相当(LEDD-44001W-LS1)の比較
○高効率LEDダウンライト「E-CORE」と白熱灯器具の比較
器具光束 | 消費電力 | |
---|---|---|
白熱灯器具(※2) | 36W | 6,260円 |
E-CORE(※3) | 5.3W | 19,800円 |
※2: 「E-CORE」効率重視タイプ・白色相当(LEDD-44001W-LS1)
※3: 当社白熱電球ダウンライト器具( ID-7200NB(W) )と40W形ミニクリプトンランプの組合せ
また、光源別の炭酸ガス放出量は、下図のとおりとなっています。仮に、白熱電球の73%を「E-CORE」に置き換えたと計算すると、京都議定書目標達成計画の目標値である340万トンのCO2削減を達成することができます。
当社は、地球温暖化防止に貢献するため、LED照明開発に注力してゆきます。
○高効率LEDダウンライト「E-CORE」と白熱灯器具の比較
総消費電力量 [億kWh] |
総炭酸ガス放出量 [万t] |
総排出量比率 % |
|
---|---|---|---|
白熱電球 | 130 | 547 | 0.43% |
ハロゲン電球 | 25 | 105 | 0.08% |
蛍光ランプ | 990 | 4,167 | 3.24% |
HIDランプ | 210 | 884 | 0.69% |
合計 | 1,355 | 5,703 | 4.43% |
(参考数値)日本の総炭酸ガス放出量 128,600
出典:社団法人 日本電球工業会:「照明における省エネ提案」(2006年12月8日)より
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