新工場建設着手

弊社はこのほど本社工場隣接地に新工場並びに付属設備の建設に着手しました。
新工場は鉄骨造り4階建て延べ床面積9,006mで、建家及び生産設備を含めての総事業費は約50億円で、2001年12月の竣工を予定しています。

この工場は、今後増加が見込まれる液晶用バックライト市場に対応するため、弊社の主力製品である冷陰極放電灯の生産設備増強と、産業機器用光源の技術革新に対する新製品開発を加速する為に、クリ−ンル−ムや開発ラインを設置して、新規事業立ち上げのスピ−ドアップを図り、21世紀へ向けての経営基盤強化として、厳しい経営環境ではありますが先行して投資を行なうものであります。

これにより冷陰極放電灯は、現在の月産6,000kp体制から月産10,000kp体制へと、約1.7倍の生産数量になる見込みです。

また、付属設備として、特別高圧受電設備の新設、生産用ガス供給設備の新設を行い、エネルギーの安定供給体制の整備も合わせて行います。

現在、冷陰極放電灯の弊社のシェアは、10インチ以上の液晶用バックライトでは60％を占めています。