プレスリリース
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2011年7月28日
東芝ライテック株式会社は、明治神宮野球場にフルカラーLED方式大型映像表示装置「スーパーカラービジョン」を納入しました。
明治神宮野球場が、2007年11月から今年2月にかけて行ったグラウンド諸施設の大規模改修工事において、当社はメインスコアボードおよびサブスコアボードとして大型映像表示装置「スーパーカラービジョン」や場内ハイビジョンカメラ、映像操作機器などのスコアボードシステムを納入しました。スコアボード全面をフルカラーLED方式の表示面とした「スーパーカラービジョン」は、臨場感のある多彩な映像表現を観客席にお届けすることが可能です。
メタルハライドランプ400W形高天井器具(消費電力415W)とほぼ同等の明るさを200W(平均消費電力)で実現(注1)。約52%消費電力の削減になり、大幅な省エネを図ることができます。
※: 2008年3月26日現在(当社調べ)。
当社の最新画像処理技術を投入し、昼夜を問わず明るく高精細な映像と文字を客席にお届します。メインスコアボードは、デジタルハイビジョン画像を、横2,176個、縦960個配置したLEDを走査線補間方式によって制御し、高精細に表示することが可能です。
サブスコアボードもフルカラーLED方式を採用。従来は映像表示を見ることができなかった外野席にもメッセージやリプレイなどの映像情報を提供することができ、野球場の一体感の演出に貢献します。 また、場内に設置されたカメラも含め、映像入力機器は全てデジタルハイビジョンシステムで構築されています。
従来設置されていた大型映像装置(高輝度放電管方式)に比べ、単位面積当たりの消費電力を約3分の1に低減しています。これにより、従来よりも大画面でありながら、総合的な消費電力を低減することに成功しています。
従来のスコアボードは、映像表示とスコア表示が別々の表示部となっていましたが、このたび納入した「スーパーカラービジョン」はスクリーン全面がフルカラーLED方式の映像表示部となっています。これにより、「全面映像表示」「スコア表示」「スコア表示と映像を組み合わせた表示」など、多彩な表示演出が可能となり、野球の試合だけでなく、各種イベントなどの様々なシーンにも対応できます。 スコア表示は、従来から親しまれている表示レイアウトを可能なかぎり継承し、昼間と夜間で表示色を切り替えることができるマルチスコアシステムとなっています。
日本国内でプロ・アマ含め多くの試合が行われている明治神宮野球場は、スコアボード利用も非常に多く、耐久性と信頼性が重要になります。当社の納入したシステムは、スコア表示システム、画像処理装置、受信制御装置、スピードガンに至るまでシステムの二重化を図り、万一の故障時にも円滑な運営ができるよう設計されています。
メインスコアボード | サブスコアボード | |
---|---|---|
設置場所 | 明治神宮野球場 | |
名称 | スーパーカラービジョン | |
スクリーンサイズ | 326.4m2(縦12.0m×横27.2m) 1,170インチ |
23.04m2(縦3.6m×横6.4m) 289インチ |
外形寸法 | 高さ14.3m×幅28.9m×奥行き3.0m | 高さ4.2m×幅6.8m×奥行き0.8m |
表示素子 | 発光ダイオード(フルカラーLED) | |
素子数 (LEDチップ数) |
縦960×横2,176=2,088,960ドット | 縦288×横512=147,456ドット |
ドットピッチ | 12.5mm(画素ピッチ25mm) | |
表示面輝度 | 5,000cd/m2 |
東芝ライテック株式会社
システム事業部 表示映像システム部
TEL:03-5463-8795 / FAX:03-5463-8744
東芝ライテック株式会社
総務部 総務企画担当 秋山(又は鈴木)
TEL:03-5463-8711 / FAX:03-5463-8830
東芝ライテック株式会社
代表者 取締役社長 恒川 真一
本社 東京都品川区東品川4丁目3番1号
資本金 100億円
TEL:03-5463-8800(代表)
URL:https://www.tlt.co.jp/
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