プレスリリース
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2013年3月1日
LED電球「一般電球形12.4W」電球色(LDA12L-G)
東芝ライテック株式会社は、トリプルアーチ放熱板とヒート・セパレート方式の2つの放熱技術を採用し、コンパクトな形状と高効率を実現した一般白熱電球80W形相当(注1)のLED電球「一般電球形12.4W」1機種(電球色)を4月下旬から発売します。
LED電球は一般的に、明るさを出すためにはより多くの電力を投入する必要があり、電力を投入するほど、その熱を放熱させるためにランプの寸法が大きくなる傾向があります。
当社新製品「一般電球形12.4W」では、従来から採用している「トリプルアーチ放熱板」に加えて、蛍光体をグローブに混ぜることでLED自体に伝わる熱を分散する「ヒート・セパレート方式」を新たに採用しました。この2つの技術により高い放熱性能を確立し、外径60o×全長119oのコンパクトな電球近似形状のまま、電球色で一般白熱電球80W形相当の明るさ(注1)を実現しています。
当社にこれまでなかった、一般白熱電球60W形相当を超える明るさのLED電球を新たに追加することにより、白熱電球からLED照明への移行をさらに促進します。
なお本商品は、3月5日から8日まで東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されるライティング・フェア2013(第11回国際照明総合展)に出展します。
注1 日本電球工業会ガイド「電球形LEDランプ性能表示等のガイドライン008」に準じた明るさの目安。一般照明用電球80形とLDA12L-Gとの比較。
当社の一般的なLED電球(注2)では、LEDと蛍光体を一体化させたモジュールを搭載しており、LEDを発光させるために電流を流すと、LEDと蛍光体の両方から熱が出ます。この熱が外に放出されないとLED自体が高温となり、発光効率が低下して明るさが落ちたり、寿命が極端に短くなったりする場合があるため、この熱をいかに減らすか、いかに効率よく外に放熱するかが重要となります。
新製品「一般電球形12.4W」では、従来から採用している、LEDから出た熱を筐体だけでなくグローブにも伝え放熱する「トリプルアーチ放熱板」に加え、新たに「ヒート・セパレート方式」を採用。ヒート・セパレート方式とは、発熱源であるLEDと蛍光体を分離する方式で、蛍光体をグローブに混ぜることでその分離を実現しています。LEDと蛍光体の分離により、LED自体の熱を低減させ、蛍光体から出る熱をグローブ全体から効率よく放熱します。
2つの放熱技術の併用により、外径60o×全長119oというコンパクトな電球近似形状で、一般白熱電球80W形相当の明るさ(注1)を実現しています。
注2 当社従来品:LDA11L-Gなど。
「トリプルアーチ放熱板」と「ヒート・セパレート方式」の併用で放熱性を向上させるとともに、効率のよいLED素子を採用しています。これにより、ランプ効率が電球色で93.5 lm/Wと、業界トップクラスの高効率(注3)を実現しています。12.4Wで一般白熱電球80W形相当の明るさを得られるので、一般白熱電球80W形と比較して約83%省エネとなり、寿命も約40倍長持ちします。(注4)
注3 LED電球一般電球形の電球色において。2013年3月1日現在。当社調べ。
注4 2010年製当社白熱電球LW100V72Wとの比較。
当社の従来LED電球(注5)の配光角(注6)が約120度なのに対し、LED電球「一般電球形12.4W」の配光角は約230度と、電球形蛍光ランプ(注7)に近い光の広がりを実現しています(注8)。
■ 光の広がり方イメージ
注5 当社従来品:LDA7L-H(電球色:500lm)との比較。
注6 日本工業規格JIS Z8113「照明用語」に定める「ビームの開き」、及び日本電球工業会規格JEL800「電球形LEDランプの形式付与方法」で定める「配光角」に準拠した値。
注7 当社電球形蛍光ランプ(EFA15EL/11-Z)との比較。
注8 器具の種類によっては、電球形蛍光ランプに近い配光が得られない場合があります。
形名 | 希望小売 価格 (円)(税込) |
光源色 | グローブ色 | 寸法(mm) | 質量 (g) |
口金 | 周波数 (Hz) |
定格 入力 電圧 (V) |
定格 消費 電力 (W) |
定格 入力 電流 (mA) |
全光束 (lm) |
最大 光度 (cd) |
定格 寿命 (h) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LDA12L-G | 7,875 | 電球色 | オレンジ色 | 60 | 119 | 186 | E26 | 50/60 | 100 | 12.4 | 206 | 1160 | 140 | 40000 |
2013年4月下旬
「一般電球形12.4W」 1機種合計:15万個/年
東芝グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ"Green of Process"」、「東芝の作る製品がエコ"Green of Product"」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ"Green by Technology"」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。
東芝グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。
東芝ライテック株式会社
照明事業本部 販売・商品統括部 光源デバイス部 LED商品担当
TEL 03-5479-1079 / FAX 03-5479-3391
照明事業本部 商品企画統括部 市販商品企画担当
TEL 03-5479-1031 / FAX 03-5479-2205
○ 東芝ライテック株式会社
代表者 取締役社長 渋谷 徹
本社
神奈川県横須賀市船越町1丁目201番1
TEL:046-862-2000(代表)
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