プレスリリース
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2013年3月4日
撮像素子人感センサー(TTFCA01A)
東芝ライテック株式会社は、株式会社東芝と共同開発した画像認識技術を用いた「撮像素子人感センサー」を4月1日から発売します。
人感センサーは、人の動きを検知して照明の消灯や調光を行うことができるため、照明のムダな使い方を省いて省エネを図ることができます。ただ、従来のセンサーは、検知範囲内の人の動きが少ない場合に検出できない等の問題がありました。
このたび発売する「撮像素子人感センサー」は、東芝が開発した画像認識技術と東芝ライテックの照明制御技術を統合した人感センサーです(注1)。人の少ない動きを検知できることや、検知範囲の調整ができるためレイアウト変更に対応できる等の特長を持っています。東芝ライテックの照明器具個別制御システム「T/Flecs(ティーフレックス)」用人感センサーとして、ビルやオフィスなどを中心に使用できます。
なお本商品は、3月5日から8日まで東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されるライティング・フェア2013(第11回国際照明総合展)に出展します。
注1 設定・調整時は、専用設定器を接続し、静止画を確認して行います。センサー作動中は人の検知結果のみを出力し、動画や静止画として保存したり出力する機能はありません。
東芝独自開発の画像認識技術により、オフィスの居室内で着席している執務者も検出可能になりました。従来の人感センサーは、赤外線の変化を検出する焦電型赤外線センサー(注2)で、人体の大きな動作がないと検出できず、動きが少ない場合に照明が消灯してしまう等の問題がありました。このため、事務所等では、一旦点灯した後の点灯保持時間を長く設定した使い方が必要でしたが、「撮像素子人感センサー」は人の少ない動き(注3)も検知するため、点灯保持時間をより短く設定して不在時のきめ細かなコントロールをすることにより、一層の省エネが可能です。
注2 センサーの検知対象内の人体と周囲の温度差による赤外線エネルギー量の変化を検知する赤外線センサー。
注3 最小検出対象は、0.5m/sec以上の速度で移動する、15cm角以上の物体。
センサーの検知エリアは、7.2m×7.2m(設置高さ2.7m)。エリアを4つまで分割することができ、現行の人感センサーを4台設置した効果が得られます。例えば、オフィスのレイアウト変更により、机の配列を変更しても、照明器具の点滅区分と人感センサーの検知範囲を合わせることが可能で、センサーの配置を変更する必要が少なくなりました。
検知対象から除外したい場所を非検知エリア(マスク)にすることが可能です。今まで、通路等に検知範囲が重なってしまう場合などは、照明が点灯・消灯してしまう場合がありましたが、通路の部分を非検知エリア設定にすることにより、人が通過しても点灯することはありません。
品名 | 撮像素子人感センサー |
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形名 | TTFCA01A |
電源電圧・消費電力 | AC100V〜AC240V 6W以下 信号消費電流10mA |
検知方式 | 画像認識 移動検知方式 |
設置方式と検知面 | 天井面設置 天井高2.7m、検知範囲:7.2m×7.2m |
検知出力 | T/Flecs信号出力または、接点出力 4接点 ※ 検知範囲を最大4分割エリア設定可能 |
2013年4月1日
2,000台/年
東芝ライテック株式会社
照明事業本部 商品企画統括部 電材商品企画部 制御・配線企画担当
TEL 03-5479-1559 / FAX 03-5479-2205
○ 東芝ライテック株式会社
代表者 取締役社長 渋谷 徹
本社
神奈川県横須賀市船越町1丁目201番1
TEL:046-862-2000(代表)
URL:https://www.tlt.co.jp/
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