> ニュース&トピックス > ニュース&トピックス一覧 > 2019年 > 照明制御の国際標準通信「DALI規格」対応「制御コントローラ」の発売について
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プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
2019年2月27日
東芝ライテック株式会社は、照明制御における国際標準の通信規格であり、欧州をはじめ日本国内においても普及が見込まれるDALI(Digital Addressable Lighting Interface)規格に対応した制御コントローラを2019年6月17日から受注開始します。
本商品は3月5日から8日まで東京ビッグサイトで開催される「ライティング・フェア2019」に出展します。
DALI規格はIEC62386に準拠した照明制御における国際標準通信規格です。通信プロトコルはオープンにされているため、DALI規格に対応した機器であれば、メーカーを問わず通信可能な汎用性の高いシステムです。
DALI規格は照明器具1台単位で明るさの変更や点灯エリアの変更ができるので、きめ細かい調光制御が可能です。また、双方向通信により、照明器具の点灯状態をフィードバックし、器具の不点など、ビル設備管理者による早期異常発見を可能とします。
照明制御コントローラはBACnet(注1)を経由してBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)、空調設備やセキュリティシステムとの連携が可能です。フロアの施錠とともに照明を消灯させて消し忘れを防止する、照明の点灯状態にあわせてブラインドをコントロールするなど、システム同士の連携が可能です。
注1 BACnet:ビル用ネットワークのための通信プロトコル規格
当社電源管理システムである「MESLシステム」と連携します。DALI通信システム側のタブレットから、DALI規格対応照明器具と、MESLシステムに直結している照明器具を一括して点灯・消灯することが可能です。
注2 MESLシステム:当社2線式多重伝送式制御システム
システム専用の操作パネルを必要とせず、WEBベースのGUI(注3)を通じ、汎用パソコン、スマートフォン、タブレットからもコントロールやモニタリングを行えます(注4)。
注3 GUI: Graphical User Interface
注4 事前にGUIの作画が必要です。
なお、3月5日から8日まで東京ビッグサイトで開催される「ライティング・フェア2019」では、コイズミ照明株式会社およびワゴジャパン株式会社と、当社ブースで共同展示を行います。コイズミ照明社製DALI規格対応ダウンライトと当社製DALI規格対応ベースライトを同一DALI通信システム上に配置し、ワゴジャパン製の無線スイッチ、壁スイッチと連動してコントロールする環境を体感できます。
■システム構成例
※ DALI規格対応制御コントローラはコントローラ盤の内部部品であり、コントローラ盤として販売予定のため、単品販売はいたしません。
※ 本稿に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
2019年6月17日受注開始予定
お客様からのお問い合わせ
東芝ライテック株式会社
照明電材事業部 商品部 商品第一担当
TEL 044-331-7563 / FAX 044-548-9604
○ 東芝ライテック株式会社
代表者 取締役社長 平岡 敏行
本社
神奈川県横須賀市船越町一丁目201番1
TEL:046-862-2000(代表)
URL:https://www.tlt.co.jp/
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