東芝ライテック(株)トップページ > プレスリリース > 2009年 > 水銀フリーセラミックメタルハライドランプの開発について 〜高効率(100 lm/W)と高演色(Ra85)を実現〜

プレスリリース

プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

水銀フリーセラミックメタルハライドランプの開発について
〜高効率(100 lm/W)と高演色(Ra85)を実現〜

2009年2月26日

水銀フリーセラミックメタルハライドランプ

水銀フリーセラミックメタルハライドランプ

 東芝ライテック株式会社は、水銀を使用せずに高効率(100 lm/W)と高演色(Ra85)を実現したセラミックメタルハライドランプを開発しました。水銀フリーの環境に配慮したランプとして、将来的には一般照明用HID(高輝度放電灯)ランプの主流となることが期待できます。

 セラミックメタルハライドランプは、高効率でありながら自然光に近い(演色性に優れた)光を放つランプとして店舗や施設、屋外照明などとして需要が高まっています。

 一方近年では、環境負荷物質の使用規制や禁止の動きが世界的に広がっており、水銀を使わないセラミックメタルハライドランプの技術開発が望まれていました。自動車前照灯用のHIDランプでは水銀フリーで実用化されている製品がありますが、一般照明用のHIDランプの場合、始動が困難となることや十分なランプ電圧を維持できず効率が低いなどの問題があり、高いランプ効率と高演色性を両立するためには水銀の使用は不可欠とされていました。このようなことから、2006年に施行された「RoHS指令」でも、セラミックメタルハライドランプへの水銀使用は、規制の対象外となっています。

 当社は、環境保全への取り組みのひとつとして、セラミックメタルハライドランプの水銀フリー化技術の開発に取り組んできました。今回、水銀代替物質の採用と、それに適したメタルハライド薬品の開発、ランプ構造の最適化などにより、水銀を全く使用せずに、高効率(100 lm/W)と高演色(Ra85)を両立させた水銀フリーセラミックメタルハライドランプの開発に成功しました。

 今後はランプ設計のさらなる最適化などを行い、商品化に向けて技術開発を継続していきます。

 なお、今回の開発品は3月3日から6日まで東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されるライティング・フェア2009(第9回国際照明総合展)に参考出品します。

このページのトップへ

特長

(1) 当社独自の代替物質により水銀フリーを実現

 セラミックメタルハライドランプから、水銀を取り除くことに成功しました。水銀のほか鉛も使用しない環境配慮型のランプです。

 従来のセラミックメタルハライドランプは、十分なランプ電圧を発生し効率を維持するためには水銀が必要でした。今回、水銀に替わる3つの物質“特定ランタノイドハロゲン化物”“亜鉛ハロゲン化物”“キセノンガス”を適切な比率で封入し、これらを有効に機能させるように放電管および電極構造を工夫することにより、水銀を使わずに十分なランプ電圧を発生させることに成功しました。

fig 水銀


(2) 高いランプ効率、高演色を両立

 ランプ効率100 lm/W、平均演色評価数Ra85を達成しています。水銀に替わる3つの物質を適切な比率で封入、放電管および電極の構造を工夫し、専用インバータと組み合わせて点灯させる方式とすることでこれを実現しました。

このページのトップへ

開発品の主な仕様

  寸法(mm) 口金 定格
ランプ電力
(W)
全光束
(lm)
点灯
方向
相関
色温度
(K)
平均演色
評価数
(Ra)
外管径 全長
150ワット
(透明形)
40 140 E26 150 15,000 BU 4,200 85

このページのトップへ

本リリースに関するお問い合わせ

東芝ライテック株式会社
総務部 総務企画担当 秋山(又は鈴木)
TEL:03-5463-8711/FAX:03-5463-8830

東芝ライテック株式会社
代表者 取締役社長 恒川 真一
本社 東京都品川区東品川4丁目3番1号
資本金100億円
TEL:03-5463-8800(代表)
URL:https://www.tlt.co.jp/

プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

商品データベースリンクアイコンカタログ閲覧リンクアイコン別ウィンドウリンクアイコンPDFリンクアイコン:このアイコンのリンクは、新しいブラウザウィンドウ、または新しいタブを開きます。

カタログ閲覧リンクアイコン:カタログ閲覧にリンクします。「カタログ見開き閲覧」機能のご利用には、ブラウザのアクティブスクリプト(JAVASCRIPT)が有効に設定されていることが必要です。