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平等院鳳凰堂へのLED照明機器の納入について

2014年9月26日

写真:ライトアップされた鳳凰堂

ライトアップされた鳳凰堂

写真:設置されたLED投光器

設置されたLED投光器

東芝ライテック株式会社は、平等院鳳凰堂(京都府宇治市)のライトアップ照明として、LED照明機器を納入しました。

平等院鳳凰堂は「平成の大改修」(2012年9月から2014年9月末まで)が行われています。当社は、創建当初の壮観な姿になった鳳凰堂を、昼間とは異なる趣でライトアップすることを目的に、照明デザインや各種照明機器の開発を行いました。

今回の計画にあたっては、現地調査や関係者へのヒアリングを行い、丹土(注1)の柱や屋根の鳳凰を適切に見せる色温度の選定や、左右対称の建築形状が映える輝度分布の検討を行いました。また、池の中島に建てられた鳳凰堂が水面に映りこむように配慮するとともに、堂内の阿弥陀如来が映える照明デザインとしています。

池の対岸に設置されたLED投光器は、景観を損なわないようにコンパクトな設計としています。これらのLED投光器はシステムとして制御されており、時間経過とともに各ポイントの明るさを変化させることで鳳凰堂の陰影を変化させ、さまざまな表情を演出する機能を備えています。

今回、LED照明機器を設置したことにより、従来使用していた設備に比べ消費電力を約55%削減することができます(注2)。LED照明機器によるライトアップは、10月初旬から開始される予定です(注3)

平等院について

平等院は、関白藤原頼通が永承7年(1052年)に創建した寺院で、1994年には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。堂内には、平安時代を代表する仏師 定朝による丈六の阿弥陀如来坐像が安置されています。現在、平成の大改修(2012年9月〜2014年9月末)が行われており、鳳凰堂の屋根葺き替えと塗装などの保存改修が進んでいます。

注1  赤茶色の顔料。

注2  従来のハロゲンランプ投光器6台(総消費電力約3kWh)と、LED投光器16台(総消費電力約1.36kWh)との比較。

注3  平等院鳳凰堂は、夜間特別拝観(一般非公開)などでライトアップを行っています。

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