> 東芝のあかりへの想い > 商品企画・開発クローズアップ > LEDベースライト TENQOOシリーズ SORAIRO[ソライロ]
あかり、その先へ。
SORAIROで踏み出した新たな一歩。
その青々とした表情は、見上げたくなる、新しい息吹。
2015年は東芝が照明事業をはじめて125周年を迎えた年であり、「あかり、その先へ」をスローガンとして社内横断的な125周年プロジェクトチームを発足。その記念モデルとしてSORAIROの発売に至りました。今までとこれからをつなぎ、照明の新しい価値をご提供していくために……。これからも驚きや感動に溢れる新しい価値を追求していきます。
プロジェクトメンバーをはじめ様々な関係者との連日の企画打ち合わせ。記念モデルとしての新規性は?東芝のDNAは?今後の照明に大切なものは?出てきた方向性は「継承と革新」。これまで培ってきたものと、新しい価値の融合であり、その新しい価値のテーマは「愉しさ」「気持ちよさ」といった、人のこころにはたらきかけること。
そして125周年を多くの社員とともに作りたいと考え、社内アイデア公募を実施。多くの案が殺到し、驚くことに共通するキーワードが浮き彫りになりました。「空」であり、「太陽」であり、そして「自然」でした。
最終的にプロジェクト原案に皆の想いを集約し、「空を愉しみ、癒される」というコンセプトに行きつきました。そして手作りの試作品が出来上がり、ついに情緒性溢れる空の表情が出現したとき、開発プロジェクトは大きく動き出しました。
明るさ、省エネなどの基本機能をしっかりと備えたうえで、空をイメージさせる情緒的な光の表情を織り込んだ新しい照明。その新たな一歩を具現化するため、多くの関係者が様々なアイデアを織り込みながら開発に取り組みました。
125周年記念事業の一環として、新コンセプト病院照明プロジェクトも立ち上げました。そこで私たちが行ったのは患者や医療スタッフ、設計事務所・ゼネコンなど幅広いステークホルダーへの徹底的なヒアリングです。このヒアリングが最終的に「SORAIRO」の開発へとつながりました。お客様は常に特長のある新しい商品を求めていますが、ただ意見を聞いているだけではお客様が本当に欲しい商品は分かりません。「SORAIRO」のモノづくりでは、お客様の声をいただき我々なりに仮説だて、それをご評価いただき、またモノづくりに反映していく、という共創のサイクルを丁寧にやらせていただきました。この営業起点での共創により、今までにない提案を織り込むことに繋がっていきました。
「SORAIRO」は "機能性" だけではなく "情緒性" という新しい価値を織り込んだ製品であり、これをどのようにお客様へ伝えていくかが課題です。そのための仕掛けとして、開発当初よりあった "空への憧れ" をイメージさせる紙飛行機をマスコットとすることで、機能面だけでない、こころにひびく面を強調させるようなビジュアルイメージを作成しました。
また製品の導入を具体的にイメージしやすいように、医療施設や会議室、商業施設のフードコートなどといった空間で、「SORAIRO」が可能にすることをパンフレットに盛り込みました。病院などの閉塞感のある空間はもちろん、人が集まる大空間では演出照明の導入より低コストで手軽にあかりの変化を体感できることも製品のメリットだと思っています。
さらに、空をイメージした美しい「SORAIRO」のあかりの変化をお伝えするために、プロモーション動画をご用意しました。天井に空をイメージした「SORAIRO」があるとどんな "イイコト" があるのか、是非、この動画で感じ取っていただければ幸いです。
(2016年3月8日公開)
※ 本ページに掲載されている情報(商品仕様やサービスの内容、組織名称など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。