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航空障害灯システム

・航空障害灯は、航空機の航行の安全を確保するため、航空法第51条に基づき地表又は水面から60m以上の高さの物件に、設置することが義務付けられています。

・航空障害灯については、対象物件の形状等によって設置すべき航空障害灯の種類、設置箇所、設置個数等が異なります。

大幅な長寿命化を実現した航空障害灯

・白熱灯式航空障害灯からLED式航空障害灯へリニューアルすると、大幅な省電力、省メンテナンスがはかれます。

リンク"LED式航空障害灯のリニューアルについて" はこちら

航空障害灯の設置方法

物件種別:煙突、鉄塔、柱その他、骨組構造、制限表面下のガスタンク、貯脂漕等
物件種別:ビル等建物(物件の幅45mを越え90m以下の場合)

低光度航空障害灯(不動光)

OM-3Cの写真

OM-3C型(OMO-11A(R50))

低光度航空障害灯(不動光)

商品情報検索リンクアイコン OM-3C

OM-7LCの写真

OM-7LC型

低光度航空障害灯(不動光)

商品情報検索リンクアイコン OM-7LC

LED航空障害灯LEDユニット(交換用)

LED航空障害灯LEDユニット(交換用)の写真

LED
ユニット
品名
航空障害灯 希望小売価格 備考
OM-3C-LED OM-3C型用 180,000 累積点灯時間20,000〜25,000時間の間に交換をお願いします。
(付属品:パッキン×1、六角レンチ(M5用×1))
OM-7LC-LED OM-7LC型 199,000 累積点灯時間20,000〜25,000時間の間に交換をお願いします。
(付属品:パッキン×1、六角レンチ(M5用×1))

* LEDユニットは付属の六角レンチのみで交換ができます。

中光度赤色航空障害灯(点滅器を取付け明滅光として使用)※生産完了品

OM-6の写真

OM-6型(OMO-01(R500/2))
(生産完了品)

中光度赤色航空障害灯(点滅器を取付け明滅光として使用)

商品情報検索リンクアイコン OM-6

光学性能

■ 低光度航空障害灯、中光度赤色航空障害灯光学性能表

型式 ビーム角 光度(cd)
鉛直注1
ピーク値 鉛直角度
−15° −3° −1°注2 ±0注2 +6°〜+10° −3°〜+10°
OM-3A型※1 10°

32以上 5%以上 100%以上注4
OM-3B型※2
OM-3C型
OM-7型※1 500以上 2%以上
OM-7LA型※2 100以上 2cd以上 150cd以下 100cd以上注4
OM-7LB型※1
OM-7LC型
OM-6型 3°以上 2,000±25%注3 50%以上75%以下 100%以上

* 灯光は、JIS W 8301(航空標識の色)で規定された航空赤の光色の色度範囲内で、規定の光源を使用して測定した場合、上表に示すものであること。

注1 ビーム角は、光度がピーク値の最低許容値の50%に等しくなる値で定義されます。配光はピーク光度が発生している仰角に対して対称となる必要はありません。

注2 同一の水平角において、ピーク値の最低許容値に対する比率として示されます。

注3 実効光度の値として、明滅回数は20〜60回/分とするが、白熱電球を使用する場合は明暗比2:1を標準とします。

注4 規定した値の他、水平面−5°から上方すべてにピーク値の最低許容値の5%以上を確保してください。

※1 OM-3A型、OM-7型、OM-7LB型、OM-6型は、生産完了品です。

※2 OM-3B型、OM-7LA型、OM-6C型は、弊社では取り扱っておりません。

■ 航空障害灯用(保守用)ランプ一覧

航空障害灯 扱い ランプ種類 ランプ形名 ランプ希望小売価格(円) ランプの供給状況 備考
OM-6型 現行品
(今後生産完了予定)
投光器用電球 PR100V500WPS E39 8,900 左記ランプは航空障害灯保守専用で在庫しておりますので都度ご用命ください。航空障害灯以外では販売できませんのでご注意ください。在庫には限りがありますのでご了承ください。
OM-7型 生産終了品 投光器用電球 PR100V500WPS E39 8,900
OM-3A型 生産終了品 クリプトン電球 KR100V85W E26 600 ×
OM-7LB型 生産終了品 ハロゲン電球 JD110V250WF/P/M 6,000  
OM-3C型 現行品 LED OM-3C-LED 180,000  
OM-7LC型 現行品 LED OM-7LC−LED 199,000  

* 弊社航空障害灯のランプ及びLEDユニットは上記品名のランプを必ずご使用いただきますようお願いいたします。

航空障害灯管制器(赤色光用)

航空障害灯管制器

航空障害灯管制器
項目 左図 仕様説明
電源   入力電源:1Φ2W100Vまたは1Φ3W200/100V
配電盤等から専用の過電流保護器を経て管制器に供給してください。
光電開閉器制御部 A (形名:DCB-1011B)
航空障害灯の制御に使用します。
周辺照度が約300lxでONし、約600lxでOFFします。
制御部は盤内に収納し受光器は屋外の壁面等に取付けます。(受光器は付属品です)
モニター部 B 航空障害灯の点灯、消灯、断芯(故障)状態の表示部です。(管制器扉面)
断芯信号等を外部に出力することもできます。
耐雷素子 C 管制器全機種に耐雷素子を装備しています。
点滅器 D OM-6型を含むシステムの場合に内蔵し中光度赤色航空障害灯の明滅を行います。
明滅比2:1 明滅回数 毎分40回、2kW用
断芯検知器 E OM-6型航空障害灯の断芯検出を行ないます。
OM-3C型、OM-7LC型の断芯検知は、タイマーユニットに付加されております。
タイマーユニット F OM-3C, OM-7LC型の累積点灯時間を管理します。
1台当りOM-3C, OM-7LCあわせて8灯までの点灯時間管理が行え、累積点灯時間20,000h時に交換警報を出力し、25,000h時に航空障害灯への電源供給を停止し、停止警報を出力します。
1回路毎の不点検知機能付です。
1回路には、1灯しか接続できません。

※標準塗装色:屋内形マンセル2.5Y9/1 屋外形 5Y7/1

タイマーユニット商品情報検索リンクアイコンTOTU-08B

タイマーユニット

光電開閉器用受光器
商品情報検索リンクアイコン(CDS-2S)

光電開閉器用受光器(CDS-2S)

遠方操作パネル

遠方操作パネル

航空障害灯配線系統図例

航空障害灯配線系統図例

航空障害灯のリニューアルについて

白熱式航空障害灯からLED式航空障害灯への更新のおすすめ

既存の白熱式航空障害灯をLEDとすると、大幅な省電力、省メンテナンスがはかれます。
なお、平成15年12月に高層ビルに設置する航空障害灯の設置基準が緩和されております。
新設ビルはもとより、既設ビルにおいても航空障害灯の省略、低光度化(中光度赤色航空障害灯⇒100cd低光度赤色航空障害灯)が可能です。
設置の簡素化と合せて航空障害灯のLED化もご検討のほど、宜しくお願いいたします。
航空障害灯の設置基準緩和については、国土交通省航空局に専用相談窓口も開設されております。

東京航空局 保安部 航空灯火・電気技術課 監理系
TEL 03-5275-9296

OM-3A_OM-3C

形名 OM-3A
(従来品)
OM-3C
(LED)
光源 クリプトン電球 LED
消費電力 85W 50W
光源寿命 約1,500時間 25,000時間
光源交換周期 3ヶ月/回 約5年半/回
取付穴・ピッチ 4-Φ10 Φ110 4-Φ12 Φ110

OM-7LB_OM-7LC

形名 OM-7LB
(従来品)
OM-7LC
(LED)
光源 ハロゲン電球 LED
消費電力 200W 25W
光源寿命 約2,000時間 25,000時間
光源交換周期 約6ヶ月/回 約5年半/回
取付穴・ピッチ 4-Φ17 Φ110 4-Φ17 Φ110

ご注意

設置基準(航空法第51条による)

地表又は水面から60m以上の高さの物件には、省令で定める航空障害灯を設置しなければなりません。その他空港に接近した物件、および航空機が衝突した場合著しい災害を生ずる恐れのある物件(ガスタンク、貯油槽)等設置場所の条件によっては特例で設置が必要になる場合が有ります。
また、設置場所の条件によっては免除・省略される事も有りますので設置を計画される場合は、まず東京航空局保安部航空灯火・電気技術課、大阪航空局保安部航空灯火・電気技術課に必ずご相談してください。

航空障害灯の管理の方法(航空法施行規則第128条による)

航空障害灯の改修、清掃等を行い完全な状態で保持すること。やむを得ず、航空障害灯の運用を停止したり、機能を損うこととなった場合及び運用、又は機能が復旧した場合に国土交通大臣に連絡できる体制を整備すること。
予備品として、電球、ヒューズ等の消耗品を備え付けておくこと。とあります。航空障害灯の管理に関する連絡、相談は最寄りの空港事務所までお問い合せしてください。

設置届出

航空障害灯の設置者は、設置後遅滞なく国土交通大臣に設置届出書を提出しなければなりません。航空障害灯の設置に関する連絡、相談窓口は下記の通りです。

東京航空局 保安部 航空灯火・電気技術課 監理係
【静岡県-長野県-新潟県以東の物件(ただし、飛行場周辺を除く)】
TEL. 03-5275-9296

大阪航空局 保安部 航空灯火・電気技術課 監理係
【愛知県-阜県-富山県以西の物件(ただし、飛行場周辺を除く)】
TEL. 06-6949-6527

飛行場周辺における設置等に関する確認
飛行場周辺において建物等を設置しようとする場合は、事前に最寄りの飛行場にお問い合わせのうえ、建物等と制限表面との関係をご確認願います。
(ただし、丘珠、三沢、百理、小松、美保、岩国、徳島を除く)

お問い合わせ

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修理のご相談は、お買い上げの販売店(工事店)様、または上記窓口にて受け付けています。

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