鮮度維持装置紫外線技術の応用により、青果物の腐敗を抑制。食品ロスの削減に貢献します。

関連リンク
UV技術で、未来へ－紫外線イノベーション

メリット
利用シーン
腐敗抑制効果例
ご利用者様の声
デモ機仕様

開発インタビュー

光の技術でフードロス解決に貢献
UV-LEDが照らし出す未来

世界規模のパンデミックを機に浮き彫りになった、食を巡る問題の一つが「フードロス」。東芝ライテック130年の技術で、社会問題の解決に寄与していく。

詳しくはこちら（(株)東芝のサイトへリンク）

青果物の鮮度維持に関するお悩みございませんか？

せっかく育てた青果物
鮮度をしっかり維持できれば出荷前や客先でロスにならないのに…

農作物の腐敗を防ぐため農薬や防腐剤を使っているが薬剤はなるべく減らしたい

紫外線の除菌技術を応用した鮮度維持装置が解決します

青果物の腐敗要因の1つであるカビ。
紫外線の除菌効果により表面のカビを抑制することで腐敗を抑制、保存期間を延長します。

みかん由来カビへの紫外線による抑制効果
（Penicillium digitatumの一例）

（25℃、3日保管後、分析）

紫外線照射による
みかんの腐敗抑制結果

（14日保管後の状態を観測）

紫外線を利用するメリット

あらゆる菌種に有効

DNA/RNAに直接作用、カビへの効果も

※菌の種類（大きさ、形状他）や環境などにより、除菌に必要な照射量は大幅に異なり、効果が得られない場合もあります。

薬剤をつかわないクリーンな手法

食品では気になる薬剤利用、使用を低減

常温での処理が可能

加熱しないため食物の風味を損なわない

想定利用シーン

青果物（みかん、いちご、トマトなど）、加工食品の鮮度維持
輸出する青果物の除菌、など

デモ機による照射実験が可能です。導入に際しては、用途に合わせて打合せが必要になります。
お気軽にお問い合わせください。

選果場における導入イメージ

青果に対する腐敗抑制効果（一例）

試験条件	試験結果
サクランボ品種：佐藤錦（山形県）光源：UV-LED 周囲温度：8±3℃ 確認期間：20日間 N数：各45p
イチゴ品種：ゆうべに（熊本県）光源：UV-LED 周囲温度：25±3℃ 確認期間：11日間 N数：各8p ※パックに入れたまま照射
温州ミカン品種：日南1号（静岡県）光源：UV-LED 周囲温度：25±3℃ 確認期間：21日間 N数：各200p

試験条件

試験結果

サクランボ

品種：佐藤錦（山形県）
光源：UV-LED
周囲温度：8±3℃
確認期間：20日間
N数：各45p

イチゴ

品種：ゆうべに（熊本県）
光源：UV-LED
周囲温度：25±3℃
確認期間：11日間
N数：各8p

※パックに入れたまま照射

温州ミカン

品種：日南1号（静岡県）
光源：UV-LED
周囲温度：25±3℃
確認期間：21日間
N数：各200p

【試験機関】当社

※上記試験結果はあくまでも一例です。

※果実の種類だけでなく、品種やコンディション、天候などの外的要因によっても抑制効果は変化します。

ご利用者様の声

腐敗抑制効果を確認（腐敗率10％→6％）
みかんの品質が良いと市場からコメントをもらった
前年度や他の産地と比較して、腐敗率のばらつきが小さい

柑橘農家（愛媛県）　A社様

中晩柑類も腐敗率、共腐れの抑制を確認
例年と比べて腐敗率が全く異なる、共腐れなどもなし

柑橘農家（愛媛県）　B社様

みかん果皮色の変化より、熟度の進行抑制を確認
UVを当てたみかんの長期保管にメリットがあるかも

農業系研究所（愛媛県）　C所様

デモ機仕様

項目	ランプ方式	LED方式
光源	水銀ランプ	UV-LED
装置サイズ	W750 × D400 × H500 mm	W710 × D400 × H300 mm
光源寿命	6,000時間（交換時期：約4年※）	10,000時間（交換時期：約8年※）
入力電圧	AC 100 V	AC 200 V
消費電力	800 W	1600 W
特長	お客様による光源交換可能	オンデマンド運転可能（立ち上がりが早い）水銀不使用