> お知らせ > 東芝ライテック株式会社と日東工業株式会社のアライアンスについて
お知らせ
東芝ライテック株式会社は、日東工業株式会社(以下、日東工業)と住宅用分電盤の開発、並びに製造においてアライアンスを進めていくことになりました。
それに伴い、2016年4月1日より弊社住宅用分電盤については、製造を日東工業に委託し、供給を受けることとなりました。
今後は、両社が保有する技術、ノウハウを組み合わせ、市場から求められる付加価値商品をタイムリーに開発、製造を行うことを目指していきます。一例として、HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)に対応した住宅用分電盤等の普及拡大に取り組んでいきます。
国内住宅市場は中長期的には新築住宅着工件数減少の影響により、厳しい市場環境が予測されています。
一方、2016年4月から「電力小売り自由化」を皮切りに、2020年までにZEH(ゼロエネルギーハウス)を標準的な新築住宅として目指すなど、国内エネルギー政策が加速しています。
その際、HEMSの仕組みが欠かせなくなり、電気の出入り口である住宅用分電盤の市場においてはHEMS、太陽光発電システム、蓄電システムなどに対応した高機能住宅用分電盤が主力になっていくことが予想されます。
現在のHEMS導入率は一般世帯の数%に止まると見られ、上述の高機能住宅用分電盤の普及拡大には、さらなる開発力の強化と生産性の向上が課題であり、日東工業とアライアンスを進めることがそうした課題解決に有用であると判断しました。
なお、今回のアライアンスは、あくまでも開発・製造部分に限定するものです。
HEMSについては両社が独自のサービスを展開していくことを基本としています。
東芝ライテック株式会社と日東工業株式会社のアライアンスについて
(PDF:62KB)