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工業系・医療系のクリーンルームで使用できる埋込形HACCP・クリーンルーム兼用形のベースライト。
■ 医療現場のニーズに応えて、乳白ガラスを採用した調光タイプを展開
■ 手術室やICU(集中治療室)での施術時に減光をして適切な明るさを確保
カバーには、帯電しにくい乳白ガラスを採用しています。また器具形状はホコリが付着しにくく、拭き取りやすい断面形状です。
薬品による清掃を考慮し、耐薬品性に優れた素材のアクリルやガラス、ステンレスを採用しています。
注)殺菌灯器具と併用する場合には、殺菌線が器具カバーに当たらないよう設置してください。カバーの劣化の原因になります。
クリーンルームでは高い気密性が要求されます。クリーンルーム用器具は、室内や天井内のじん埃が器具内に入りこむのをパッキンにより防止しています。また、室内の気密性維持のため、器具と造営材との取付部にパッキンを使用しています。
じん埃の原因となる塗料のハクリや錆の発生を防ぐため、耐蝕塗装を行っております。
クリーンルームの清浄度クラスは室内の細菌数やじん埃数によって定義されます。当社クリーンルーム用照明器具は、清浄度の目安として、市場で一般的に用いられている米国連邦規格(Federal Standard209b)の清浄度クラスを用いております。
クリーンルームとは大きく分けて、「工業用クリーンルーム(CR)」と、製薬工場や病院関係向の「バイオクリーンルーム(BCR)」に分けられます。
■ 工業用クリーンルーム(CR)
じん埃の混入による製造不良率の低減を目的に、室内に浮遊している微細なじん埃を対象としたもので、一般にはアメリカ連邦規格に準拠し、粒子の数により清浄度クラスが決められています。
■ バイオクリーンルーム(BCR)
じん埃のほか、カビ、細菌による汚染防止を目的に、特にバクテリア、ウイルス、カビなどの浮遊微生物(菌)を対象としたもので、アメリカ航空宇宙局の規格に準じ粒子と生物粒子の数により清浄度クラスが決められています。
■ 使用材料 耐薬品性能一覧
試験薬品 | 塩化ベンザルコニウム | 塩化ベンゼトニウム | 塩化アルキルジアミノエチルグリシン | エチルアルコール | 次亜塩素酸ナトリウム | ヨードホール |
---|---|---|---|---|---|---|
鋼板(塗装) | × 塗装フクレ |
× 塗装フクレ |
○ | ○ | × 塗装はがれ・さび |
× 着色 |
SUS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
SUS(塗装) | × 塗装フクレ |
× 塗装フクレ |
○ | ○ | ○ | × 着色 |
シリコーンパッキン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × 着色 |
EPDMゴムパッキン(黒) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
アクリル(透明) | ○ | ○ | ○ | × 白濁 |
○ | × 着色 |
強化ガラス+飛散防止膜 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
○:使用上問題ありません。
×:問題が発生する可能性があります。
※ 試験条件:JIS K7114「プラスチックの耐薬品性試験方法」に準ずる。23℃で120時間浸漬後の外観変化により判定する。
■ 清浄度の基準(米国連邦規格209bの要旨)
クリーンルーム清浄度クラス | 粒子 | |
---|---|---|
粒径μm | 累積粒子数 個/ft3(個/ℓ) | |
クラス100 | 0.5以上 | 100(3.5以下) |
クラス1,000 | 0.5以上 | 1000(35以下) |
5.0以上 | 7(0.25以下) | |
クラス10,000 | 0.5以上 | 10,000(350以下) |
5.0以上 | 65(2.3以下) | |
クラス100,000 | 0.5以上 | 100,000(3,500以下) |
5.0以上 | 700(25以下) |
※ なおJISB9920では1m3あたりの0.1μm粒子濃度で、クラス1〜クラス8まで規定されており、上記クラス100が、JIS規格クラス5に相当します。
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