口出し線の出口を上向きに使用すると雨水が浸入して、本体内に水がたまり絶縁不良となるからです。ただし、屋内使用の場合は問題ありません。
配線器具の人感スイッチの負荷として、インバータ蛍光灯器具、HID照明器具は使用不可となっております。インバータ器具は点灯時の突入電流により、人感スイッチの接点の溶着原因となり、HID器具の場合短時間の点滅では正常に点灯しません。
下図のような結線を行えば可能です。
殺菌灯は周囲温度が20℃の時に殺菌線出力が最大になるように設計されています。周囲温度が10〜35℃の範囲では最大値の90%以上を維持していますが、あまり高温や低温で使用する場合は、空冷や保温などが必要です。
緑色モニターランプが点灯している器具は正常です。
赤色モニターランプが点灯・点滅または緑色モニターランプが点滅している場合は異常ですので、修理または交換してください。
さらにモニターランプが赤色一灯だけの器具は、そのほとんどが設置後15年以上経過しておりますので、お取替えをおすすめします。
蛍光灯器具は周囲温度が5〜35℃の範囲内でご使用ください。
特別に設計されたものを除き、一般的に照明器具の定格最高周囲温度は35℃となっています。これ以上の温度環境でご使用になると安定器の絶縁が急速に劣化し寿命が短くなることがあります。
また、逆に周囲温度が5℃以下になった場合にはランプの不点か、チラツキが発生することがあります。
ランプや照明器具に埃や汚れが付着すると照度が著しく低下します。
一般的に汚れがつき易い場所では蛍光灯器具で4〜6ヶ月、白熱灯器具で6〜9ヶ月、HID器具で5〜7ヶ月に1度、清潔な場所では蛍光灯器具で6〜9ヶ月、白熱灯器具で15〜20ヶ月、HID器具で10〜12ヶ月に1度清掃することが望ましいとされています。
蛍光灯安定器もHID安定器も絶縁性能は徐々に低下する場合もありますが、電気特性はほとんど変化しません。変化してきた場合は寿命とお考えください。
安定器が劣化している場合にはソケット、配線等も同様に劣化しているため、器具交換をお勧めします。
また、形名を推定するために以下の項目をご確認いただき、販売店、メーカーまでお問い合わせください。図面等で確認した上で、後継機種をお探しいたします。
・W数、1台あたりのランプ灯数(例:40W2灯用)
・器具形状(逆富士形、埋込開放形など)
・点灯方式(ラピッドスタート式、グロー式など)
・調光タイプまたは非調光タイプのどちらか
・防水または非防水タイプのどちらか
照明器具は設置後10年経つと、外観に異常が無くても内部の劣化は進行しています。点検・交換をお勧めします。
※使用条件は周囲温度30℃、年間3,000時間点灯です。
周囲温度が高い場合、点灯時間が長い場合などは寿命が短くなります。
なお、照明器具の寿命“交換時期の目安と判断基準”に関しましては、下記ページをご覧ください。
照明器具交換時期の目安と判断基準
1. ソーラーライト(標準仕様)は太陽の日射量の関係から国内の設置可能地域の制約を受けます。
右記の緑色に塗られた部分は7時間点灯タイプが標準仕様で設置が可能な地域の目安です。
黄色に塗られた部分は14時間点灯タイプが標準仕様で設置が可能な地域の目安です。
赤く塗られた部分は、7時間点灯タイプ・14時間点灯タイプ両方が標準仕様で設置が可能な地域の目安です。
その他の地域では、十分の日射量が期待できないため、点灯時間が短くなる場合があります。別途お問合せください。
また、色の塗られた範囲内でも、一部設置に適さないエリアもありますので別途お問い合せください。
2. 下記のような場所では設置に適しません。
・午前9:00〜午後3:00 の間、ソーラーパネルに影のできる場所。 (ソーラーパネルの一部に影ができると太陽光を電気エネルギーに変換できません。)
・夜間でも10lx以下にならないような場所。
・山岳地など冬季に積雪や雪の障害が発生する場所。
・ソーラーパネルを南向きに設置できない場所。
・落葉、粉塵、泥、鳥糞などによりソーラーパネルが汚される場所。
・外気温が極端に低い所。(-10度以下)
・海岸や腐食性ガスの発生する場所で使用しないでください。腐食により器具や部品の落下の原因となります。
・振動の多い場所で使用しないでください。器具や部品の落下の原因となります。
・ソーラーパネル、ソーラーパネル+プロペラ形風車タイプの耐風速は60m/sです。これ以上の風の影響を受ける場所で使用しないでください。器具や部品の落下の原因となります。
・ソーラーパネル+サボニウス形風車タイプの耐風速は35m/sです。これを超える風速の影響を受ける場所ではサボニウス形風車の発電機能が損なわれ、故障の原因となります。また、風速60m/sを超える場所では器具や部品の落下の原因となります。
水銀灯安定器と低圧ナトリウム灯安定器、HQI用安定器以外は互換性はありません。
E17以下の口金を持つ電球は専用に開発された商品を除いて使用出来ません。理由としては、ランプ寿命末期時にDCモードにおいてフィラメントが切れると口金とセンターコンタクトの距離が短いためにアークが継続して発生するため口金部が溶融して落下する場合があるからです。必ず適合ランプをご使用願います。
光補償装置(サブライト)の配線長さは安定器の種類によって決まります。
光補償装置(サブライト)は器具と安定器の間に入りますので、安定器の配線長さが50mであるならば、50m以内です。
一般的に振動の激しい場所、風の吹く場所、ちり、ほこり、汚れのひどい腐食しやすい場所、高温、高湿の場所では使用できません。このような場所で使用を続けると照明器具のねじれ回転によるワイヤーのキンク(くせ)、ロック機構の動作不良、ランプがゆるんで消える、電気部品(リレー、マイクロスイッチ)等の誤動作等の不具合が発生する恐れがあります。
オートリーラーの寿命は、使用条件、使用環境で異なりますが、一般的な寿命の目安は巻線、コンデンサ及び口出線などの絶縁物の寿命から、8〜10年ですが定期的なメンテナンスをすることにより、昇降回数300回又は15年程度とすることができます。特にオートリーラーは少なくとも6ヶ月に一度の定期的なメンテナンスが必要です。
「電動昇降装置を安全にご使用いただくための注意事項」はこちら
高圧放電灯(HID)安定器において、ランプ始動の為に高圧パルス電圧を発生させる品種があります。その種の安定器でランプ不点の時に電源投入からある一定時間経過後、自動的にパルスを停止させる機能を付加した安定器のことです。パルス停止時間は約20分程度です。(但し、一部異なる品種があります)
ランプ始動の為に高圧パルス電圧を発生させる安定器は、高圧ナトリウムランプ、メタルハライドランプ用安定器で、中でも水銀灯安定器での点灯ができないタイプのものがそれにあたります。
形名にTP、CP、EPの表示がついています。
<ご注意事項>
ランプを交換する際は、電源を切ってからおこなってください。電源を切ることにより自動的にパルス停止機能が解除され再度電源を投入するとパルスが発生しランプが点灯します。
電源を切らないでランプ交換すると感電等の危険があります。
また、交換してもパルスが発生しないためランプが再点灯しません。
品種(特長) | 選び方の要点 | 適合場所 |
---|---|---|
一般形 (HT形、HC形) |
電源電圧の変動が少なく、電源および配線容量に十分余裕がある場合、設置費用を少なくしたい場合に好適。 | 街路、商店街、庭園、工場 |
定電力形 (HS形) (低始動電流特性、定電力特性) |
電源電圧の変動が激しい場合、配線中の電圧降下が大きい場合、電源および配線容量にゆとりがない場合、またはランプ始動時の過電流のため設備の稼働率が特に問題になる場合に好適。 | 道路、工場、公園、ゴルフ場 |
2灯用定電力形 (HS-2形) (同上) |
定電力形と同様、安定器を置く場所が十分でない場合に好適。 | 同上の他、建物の壁面 |
低始動電流形 (HL形) (低始動電流特性) |
電源電圧の変動が少ない場合、電源および配線容量が決まっている場合、あるいはランプ始動時の過電流のため設備の稼動率が特に問題になる場合に好適。 | 工場、広場、街路 |
フリッカレス形 (HF形) (低始動電流特性、チラツキが少ない) |
低始動電流形とほぼ同様、動きの速いものにチラツキを避けたい場合、ランプ1灯当りの安定器コストを安くしたい場合、または安定器の設置場所にゆとりがない場合に好適。 | 運動場、体育館、野球場、競技場、工場 |
調光用 (HS−DH形) |
消費電力を節約したい場合に好適。定電力形(HS−DH形)は、定電力形(HS形)の条件と同様。 | 道路、工場、広場、横断歩道 |
埋込連用スイッチSL端子の定格は、電気用品安全法技術基準およびJISの試験方法に基づいて埋込ボックスに1個を取付けて性能を確認したものです。この場合の試験室の温度は5℃〜35℃(常温)で単品についてのものとなっています。一般的に、スイッチ・コンセントは複数でボックス埋込みで使用される例が多い為、2〜3個収納して10〜15A通電した時には、BOX内温度は10℃〜20℃も上昇してしまいます。また、この場合スイッチ・コンセントは送り配線をしている場合が多く、分岐ブレーカからの配線が接続されている器具端子に「送り」の電流が重なり、端子の負荷が増加してしまいます。よってご使用になる際は次の「埋込連用スイッチ」ご使用上のお願いとご注意をお読みいただけますようお願いいたします。
「埋込連用スイッチ」ご使用上のお願いとご注意(PDF:52KB)
●誘導灯・非常灯部品交換時期の目安
■内臓バッテリー 4〜6年
寿命特性の一例
■表示パネル 6〜10年
表示板は設置時と比較すると表示面が汚れて視認性が低下することがあります。適正なメンテナンスをおすすめします。また、表示板は使用中に変色して劣化することがありますので、その場合はお早めの取替えをおすすめします。
■器具の寿命 8〜10年
器具の種類 | 適正交換時期 | |
---|---|---|
誘導灯器具 非常用照明器具 |
電池内蔵型 | 8年〜10年 |
電源別置型 | 8年〜10年 | |
専用型 | 8年〜10年 |
※専用型とは電池内蔵型器具で、常時消灯・非常時点灯の器具を指します。 一般社団法人 日本照明工業会ガイド108-2003
一般社団法人 日本照明工業会認定マークの色 | 製造年月日 |
---|---|
緑 色 | 1975年2月〜1982年3月 |
黒 色 | 1982年4月〜1989年3月 |
赤 色 | 1989年4月〜1996年3月 |
青 色 | 1996年4月〜2002年3月 |
青 色 | 2001年10月〜 |
■ランプの寿命 約半年〜1年(※コンパクト蛍光灯24時間連続点灯の場合)
ランプの交換時期の目安は使用する種類によってバラつきがあります。24時間連続使用の場合、コンパクト蛍光ランプなら約半年〜1年と短命です。使用しているランプを調べた上で、下記の表で交換時期の目安を確認してください。
使用するランプ | 交換時期の目安 |
---|---|
直管形蛍光ランプ | 1年〜2年 |
コンパクト形蛍光ランプ | 約半年〜1年 |
冷陰極ランプ | 約3年〜6年 |
LED光源 | メーカーの公表値による |
注)24時間連続点灯の場合
蛍光灯用安定器は、以下のサイクルで劣化していきます。絶縁物の劣化は電圧・温度・湿度が高い場所で使用している場合に特に促進されます。
始動しにくいランプを始動させる為に半導体を用いてパルスを発生させてランプを始動させる始動器のことをイグナイタまたはパルス始動器と言います。これらは安定器もしくは器具に内蔵するかのいずれかの方法が採用されています。また、最近ではランプに内蔵したものも有ります。
照明器具を長時間通電しないで放置した場合吸湿することがあります。とくに、コンクリートが十分乾燥しないうちに天井に取り付けたり、また、湿気の多い場所に保管した場合にその傾向は強くあらわれます。このような場合は、冷間時でも絶縁抵抗が低下するほか、通電直後は一時的に冷間時より2ケタ以上も、低下することがあります。これは、絶縁物に吸着した水分が加熱により析出するためです。この後徐々に蒸発し、水分が少なくなると絶縁抵抗は回復します。したがって、十分乾燥したうえで取付けるか、しばらく点灯状態にして乾燥させてください。また、保管する場合は通気のよいところへ保管してください。
安定器はそれぞれのW数のランプに対して所定のランプ電流、ランプ電力値になるよう設計されております。たとえば400Wの安定器にどのランプをつけても400W前後のランプ電力が供給されてしまいます。よって以下のような現象を引き起こす原因になります。
1)安定器定格よりW数の小さいランプをつけた場合
ランプ電流が過大になりW数以上に明るくなりますが、電極が消耗しランプ寿
命も短くなります。ランプが必要以上に加熱され、破損したり立ち消えになります。安定器の寿命も短くなる場合があります。
2)安定器定格よりW数の大きいランプをつけた場合
ランプ電流が少なくなり放電ビームが安定せず、充分な光出力が得られないのでW数に応じた本来の明るさが得られません。またビームの不安定な状況が長く続くと電極が消耗しランプ寿命も短くなります。
以上のことからランプのW数にあった適合安定器を組み合わせてご使用ください。
紫外線をカットする効果のある、Hf低誘虫チューブをご紹介いたします。既存の器具にこの透明チューブを取付けることで虫の誘引を少なくする効果があります。この商品は、ランプの発する紫外線を約410nmまでカットしますので、紫外線に刺激される虫の誘引を少なくします。
またランプを保温する効果もありますので、冷風があたる場所でランプの光束低下を防ぐことができます。
HIDランプは始動・再始動時に所定の明るさになるまで数分(5〜10分)を要するというデメリットがあります。この間の明るさを補うために点灯する別ランプ(ハロゲンランプなどの白熱ランプ)を内蔵したものが光補償装置(サブライト)用照明器具です。HIDランプの明るさが安定するとサブライトは自動的に消灯します。
一般的には振動の激しい場所、風の影響を受けやすい場所、ちり、ほこり、よごれのひどい腐食しやすい場所、高温、高湿の場所では使用できません。使用した場合は下記のような現象を引き起こす恐れがあります。
・照明器具のねじれ回転によるワイヤーのキンク(くせ)
・ロック機構の動作不良
・ランプがゆがんで消える
・電気部品(リレー、マイクロスイッチ)などの誤動作等の不具合発生
シンボルは両面灯で裏側を同じ向きにそろえるためにあります。通常は左向きが標準で消防法のシンボル例も左向きになっております。また、C級については避難口の表示板に矢印がつきませんので、矢印の代わりに使われている場合もあるようです。場合によっては出口と誘導灯の位置関係等で右向きを指定される場合もあるようですので、最終的には所轄消防署の判断になります。