1. 消灯する場合
当社の中継盤(FHD-1012)を使用した場合、入力電流の合計が16Aまで
例:FBK-42601X-LS1の入力電流=0.11(A) 16/0.11= 145台
2. 点滅形、誘導音付加点滅形誘導灯の場合
@FHD-104の場合(点滅形誘導灯の信号電圧:100Vタイプのみ使用可能)
信号電流の合計が1.6A(1,600mA)まで
AFHD-106、FHD-25002の場合
信号電流の合計が2.0A(2,000mA)まで
※信号電流はS図に記載しています。
例:FBK-42601VX-LS1の信号電流=20mA
FHD-106を使用した場合 2,000/20=100台
FHD-106あるいはFHD-25002から誘導灯までの配線は末端の誘導灯の動作信号端子間の信号電圧が20.4V以上となるようにします。
計算してみましょう。
・信号装置:FHD-106
・誘導音付加点滅誘導灯:FBK-42601VXN-LS1×1台
信号電流=20mA=0.02A
・信号線:CPEVΦ1.2mm 線抵抗=16.5Ω/kmを使用した場合、
@許容される配線ドロップは、信号電圧は定格24Vですから
24−20.4=3.6V
A許容される配線の抵抗は、オームの法則(V=IR)より
3.6(V)=0.02(A)×R(Ω) ∴ R=180(Ω)
B誘導灯までの配線恒長を計算すると
180/16.5=10.91(往復)(km)→までOKです。