ランプには使用用途、条件などによりさまざまな種類があります。
ランプの種類
<白熱灯>・白熱電球
特長:最も一般的なランプ 用途:シャンデリア、トイレ、浴室等
ランプの代表形名(LW〜、GW〜、KR〜)
・ハロゲン電球
特長:小型で明るい
用途:店舗、スポットライト
ランプの代表形名(JD〜、JDR〜)
<放電灯>
・蛍光ランプ
<蛍光ランプ>
特長:一般家庭で使われる代表的ランプ 用途:リビング、寝室のメイン照明
ランプの代表形名(FL〜、FLR〜、FCL〜)
<電球形蛍光ランプ>
特長:白熱電球の形をした蛍光ランプ 用途:白熱電球の置換えとして広く使われる
ランプの代表形名(EFA〜、EFG〜、EFD〜)
<コンパクト形蛍光ランプ>
特長:蛍光ランプをU字等に折り曲げたランプ 用途:ダウンライト、学習スタンド
ランプの代表形名(FDL〜、FPL〜、FML〜)
・HlDランプ
特長:大型であり、ワット数が大きい 用途:工場、体育館、道路
ランプの代表形名(HF〜、MF〜、NH〜)
ランプの本体に記載されている形名は、ランプの形式、大きさ、光源色などを表します。
■白熱電球
*白熱電球は、ランプ本体には「V」「W(消費電力)」「W形」しか印字しておりません。
ランプ形名は、パッケージに記載しております。
L(C):透明の一般照明用電球(例:クリヤーランプ)
LH:半コーティングー般照明用電球(例:セミホワイトランプ)
LW:白色塗装の一般照明用電球(例:ホワイトランプ)
GC:透明のボール電球
GW:白色塗装のボール電球
RF:散光形の反射形電球
RS:集光形の反射形電球
BRF:散光形のビームランプ(ガラス球PAR形)
BRS:集光形のビームランプ(ガラス球PAR形)
CRF:散光形のクールビーム(ガラス球PAR形・熱線カットタイプ)
CRS:集光形のクールビーム(ガラス球PAR形・熟線カットタイプ)
■蛍光ランプ
〈スタータ形蛍光ランプ〉
〈ラピッドスタート形蛍光ランプ〉
〈高周波点灯専用形蛍光ランプ〉
〈電球形蛍光ランプ〉
〈コンパクト形蛍光ランプ〉
特殊な使用場所で、空気や水を殺菌するためにご使用いただくランプです。ご家庭の照明として使う(あかりをとるための)ランプではなく、非常に特殊なランプのため、一般の照明器具では使えません。殺菌ランプ専用の器具に装着してお使いください。
注)殺菌ランプから放射される紫外線(殺菌線)は有害です。使い方を間違えると、失明・肌のタダレ等人体にとって大変危険ですので、ご使用上の注意をよく読み、適切な使用場所で適切な器具をお使いください。
蛍光ランプの内部には、両端に電極があり、不活性ガス(アルゴンなど)と水銀が封入されています。電気が流れると、電極から電子が出て放電が起り、電子と 水銀の作用により紫外線が発生します。この紫外線が蛍光物質に当り、目に見える光(可視光)として外部に放射されます。蛍光物質の種類により、白、赤、 青、緑その他色々の光が出せます。
寿命は使用条件や蛍光ランプの種類によって異なります。一般家庭で使われる蛍光ランプ(サークライン)の場合、定格寿命は6,000時間です。
1日10時間点灯した場合、およそ1年半?2年で交換することをお勧めします。
「寿命」の定義については、以下の通りJlSで規定されています。
蛍光ランプの寿命は (1)電極寿命がきて点灯しなくなった時 (2)明るさが初期の約70%に減少した時のいずれか早い方をもって、蛍光ランプの寿命と定義しています。また、たくさんのランプのうち半数が(1)または(2)の状態になる時をもって定格寿命としています。
一般的に環形蛍光ランプ(サークライン)では6000時間、直管20形で7500時間が定格寿命です。
蛍光ランプの寿命に影響があります。
蛍光ランプの場合は、点灯中よりもランプ始動時にエミッター(電子放出物質)の消耗が激しいため、点滅回数が多ければ寿命は短くなります。1回の点滅で30分〜1時間30分程度寿命が短くなります。
ご家庭で使用されている蛍光ランプから出る紫外線は、私達が普段浴びている太陽の光の1/10程度です(太陽の光を蛍光ランプの明るさと同じとした場合)。その上、人体に害を及ぼす300nm(ナノメートル)以下の紫外線はガラス管がカットしているので、一般的には影響はありません。
蛍光ランプの場合、現在の器具にワット数の高いランプを付けて明るくする事はできません。照明器具を交換してください。
一方、長くお使いの蛍光ランプは明るさがかなり落ちていますので、新品の蛍光ランプに交換すれば明るくなります。
蛍光ランプには色々な光色があります。
ランプの光色を選ぶことで部屋の雰囲気を変えることができます。クールでさわやかな雰囲気の昼光色、自然な雰囲気の昼白色、電球の色に似た暖かい雰囲気の電球色、落ち着いた雰囲気の温白色などがあります。
最近では、食卓の料理がおいしく見える「あかり御膳」蛍光ランプや鑑賞魚用などに適する蛍光ランプなど、用途に合わせた光色があります。
現在使われている蛍光ランプのワット数を確認して、同じものと交換してください。
蛍光ランプの管端に形名やワット形が記載されています。
注)環形蛍光ランプ等には20形、30形、32形、40形等の表示がありますので、この表示を確認して同じワット形のものをおもとめください。
・ランプの管径が16mmの蛍光ランプ(ネオスリム)が販売されておりますが、従来のランプと交換して取り付ける事は出来ません。(口金が同じ形状をしていますが、点灯しませんので、専用器具でご使用ください。)
・「Hf器具専用」と書かれた管径25mmの直管蛍光ランプ(メロウライン)もありますが、同じく必ずHf器具にて使用してください。
*Hf器具:高周波点灯専用形照明器具のことで主にオフィスなどで使われます。
蛍光ランプはその特性上、それぞれのワットによって環径や長さが決まっています。したがってその大きさ長さなどを具体的に表す手段として、20形や30形といった表現をします。(J1S規格では「大きさの区分」などといいます)
近年ほとんどが省エネタイプになったため、20形では18ワット、30形では28ワットと消費電カが小さくなりました。一方JlSにより実際の消費電カ(ワット)表示が義務づけられていますので、「形」表示と「ワット」表示を併記しているわけです。
<選び方のポイント>
20ワットの直管形蛍光ランプ 20形18ワット
30ワットの環形蛍光ランプ(サークライン)30形28ワット
32ワットの環形蛍光ランプ(サークライン)32形30ワット
40ワットの環形蛍光ランプ(サークライン)40形38ワット
注)32形の場合、消費電力が30ワットですからワット表示は30ワットとなります。
大きさは32形ですから32形表示のランプをお求めください。
最近の電球や蛍光ランプのほとんどは省エネタイプになっていますので、従来に比べ既に約5〜10%の省エネが達成されています。一方で、電球をお使いの場所では、使用制限がありますが、白熱電球から電球形蛍光ランプ(ネオボール)への取替えでさらに大きな省エネをすることができます。
虫は明るい所へ集まる性質がありますが、人間と比べると、紫外線のように短い波長の方が明るく感じるので、より集まりやすくなります。
この紫外線をほぼカットした紫外線吸収膜付蛍光ランプや*低誘虫蛍光ランプを使用することにより虫が集まりにくくなります。
*低誘虫蛍光ランプは青〜紫外線を特にカットしているため、通常ご家庭で使用する蛍光ランプと違い黄色に光ります。
密閉器具など小型器具に使用する場合は、電球60ワットタイプ以下の電球形蛍光ランプをお使いください。その他に、調光器具では使用できない、点滅の激し い所で使用すると寿命が短くなる傾向がある等の注意点がありますので、個々のパッケージに記載の注意文を良くお読みの上ご使用ください。
12ワットの消費電カですが、電球の60ワット形と同じ明るさを得られるという意味です。
電球形蛍光ランプは、電球よりも消費電カが少ないので12ワットと表示するだけで十分なのですが、電球と交換して使う場合の目安となるものがありません。そこでこのように表示しています。
<使い方のポイント>
消費電力が少ない電球形蛍光ランプの特性を生かして、以下のような使い方も出来ます。
注)・密閉器具(100Wタイプの場合)・ソケット形状・ランプ形状・器具形状など、使えない場合があります。
パッケージに記載されている注意文を良くご覧の上ご使用ください。
一般的に電球形蛍光ランプは調光できません。調光器具に使用すると、ランプ内部のインバータの故障が生じ、短寿命の原因となります。
・調光器具では100%点灯でもご使用になれません。
・リモコン器具、自動点滅器などでもご使用になれません。
電球の中には導入線によって、フィラメントが固定されています。このフィラメントは高温に強いタングステンという金属で作られ、電流を流すと電気抵抗により2,000〜3,000℃の高温になり、白熱化して暖かみのある白色光を発します
寿命は使用条件や電球の種類によって異なります。
一般家庭で使われる電球の定格寿命を下記に示します。
白熱電球(一般電球):1,000時間
ボール電球(ホワイトボール):2,000時間
小形のミニクリプトンランプ:2,000時間
一般電球の場合、一日8時間使うとすると約4カ月で寿命になる計算です。
「寿命」の定義についてはJlSで規定されています。
器具の銘板に表示されている電球のワット数を超えたランプを付けることはできません。(器具の不具合、火災の原因になります)より明るくしたい場合、電球形蛍光ランプ(ネオボール)への交換で可能となる場合があります。ただし、ワット数・ランプ形状により制約があるので、個々のランプの説明書をご覧ください。
器具の銘板に記載された指定の電球を使用してください。
白熱電球:電球の口金のサイズ、ガラス球の形状・大きさ、ワット数をご確認ください。
電球のワット数などは、種類により違いがありますが、一般的に電球のトップ部分や根元、口金部分に記載してあります。
一般家庭では電源電圧は100Vです。したがって100V表示のランプを選んでください。ただし、白熱電球は電源電圧の変動に弱いので、ご家庭で電球がよく切れる場合、使用条件にもよりますが、電圧が多少高いかも知れません。その場合は、110Vの電球を使うと、100Vの電球に比べ明るさが落ちますが切れにくくなります。
赤外反射膜付きハロゲン電球(ネオハロビーム、ネオハロクールミニ)、がお勧めです。これらの電球は、反射鏡に赤外線を透過し、可視光を反射するダイクロイックミラーを使っていますので照射面の温度上昇を低減することができます。この他に、クールビームもあります。
また、白熱電球を消費電カの少ない電球形蛍光ランプ(ネオボール)にお取り替えいただくことも熱を防ぐ1つの方法です。
・
口金のサイズにご注意ください。
点灯管(スタータ)はスタータ形蛍光ランプに使われ、(1)口金の種類によりE形とP形に分類されます。構造はほぼ共通で、中央の(2)ガラス管の中に(3)固定電極と(4)バイメタル電極が封入され、(5)樹脂キャップによって保護、絶縁されています。
スイッチが入り電圧がかかると、点灯管の固定電極とバイメタル電極の間にグロー放電が発生します。この放電による発熱でバイメタルが湾曲して、固定電極とバイメタル電極が接触し電流が流れます。
両電極の接触中に蛍光ランプのフィラメントが余熱されますが、点灯管の電極自体は発熱がほとんどなくなるため冷えて、バイメタルが元の形状に戻り、接点が開きます。
この時、安定器からインダクションキック電圧と呼ばれる高電圧が発生して、ランプが点灯(始動)します。
P形には(6)雑音防止コンデンサが付けられ、始動時や点灯中のラジオ受信障害雑音を軽減するとともに、点灯管の働きを助けています。
点灯管の特性のうち、ランプ寿命に特に関係深い項目をあげると次の通りです。
*予熱時間
バイメタルと固定電極の接触している時間で、これが長すぎると、ランプのフィラメント温度が上昇しすぎ、エミッターが飛散してランプ寿命が短くなります。
*電圧
パルス電圧値が十分でないと、1回の点灯管動作ではランプが始動しないため、予熱とパルス電圧発生を何度もくり返すことになり、ランプ寿命が短くなります。
動作回数6,000回以上ですが点灯管が古くなると、蛍光ランプの点灯に時間がかかったり、チカチカと点滅を繰り返したりしてランプの寿命を短くします。
蛍光ランプを交換する際、点灯管も同時に交換することをおすすめします。
従来のバイメタル式点灯管と比べて、価格が高いですが10倍長持ちしますので交換の手間が低減します。
蛍光ランプのワット形又はワット数と合致した点灯管の種類を選んでください。
点灯管の口金にはEタイプとPタイプの2種類があります。
一般的には、30形のサークラインや20形の直管にはEタイプのFG1Eが使われています。また32形にはPタイプのFG5P、40形にはFG4Pが使われています。
違う点灯管を用いると点灯しない場合や、ランプの管端がすぐに黒くなるなどの不具合が生じます。
安定器は、蛍光ランプを点灯させるために必要なもので、ランプ電流を制限して放電の安定性を確保することと、ランプの始動を助ける働きをします。蛍光ランプに加えられる電圧は、ランプ電流が増えると、逆に減少するという性質(負の特性)をもっています。
このような負荷を単独で電源に接続すると、電流が無制限に増えて、ついには蛍光ランプが破損されてしまいます。つまり安定器は、この電流増加を防止する役目をもっており、長期的に安定した放電(点灯)をさせるためのものです。
蛍光ランプを放電させる方式の違いによって次の3種類があります。
(1)スタータ形(点灯管を使う。点灯までに若干時間がかかる。 主に「FL〜」「FCL〜」ランプを使用)
(2)ラピッドスタート形(点灯管を使わない。点灯するまでの時間が短い。「FLR〜」ランプを使用)
(3)インバーター形(点灯管を使わない。電源周波数(50Hz、60Hz)に関係なく使える)
インバーター式蛍光灯器具は、電子安定器により50Hz、60Hzの交流電源を一旦直流にしてから、20,000〜50,000Hzの交流にして点灯させます。この点灯方式では、従来の安定器点灯に比べ次の特長があります。
(1)蛍光灯特有のチラツキがなく、長時間の作業・読書などに最適です。
(2)同じランプを使った従来器具に比べて明るさが約20%アップしますので、お年寄りや子供部屋の照明に適しています。
(3)従来の安定器から発する「ジー」という気になる音が感じられません。
(4)50Hz、60Hzの地区の区別なくそのまま使えます。この他ペンダント、シーリングライトなどプルスイッチや壁スイッチ切替のついている器具には、100%点灯→調光点灯→常夜灯→OFFの点灯順序となっていて、調光点灯により節電できるものもあります。
LEDランプやLED器具はすぐに点灯します。また、白熱灯、蛍光灯でもインバーター形やラピッドスタート形はすぐに点灯します。
絶対に貼らないでください。点灯中はランプ・器具は高温になり、場合によってはやけどすることもあるくらいです。セロハンを貼ると火災の原因にもなり、大変危険です。
・感電、火災、絶縁不良の原因となりますので浴室、洗面室、屋 外には必ず専用器具(防水形器具)をご使用ください。
・防水形器具には防水性能により(防湿形)(防雨形)(防湿・防雨形)があります。
取付け場所に適した器具をお選びください。
・防雨形の器具には水抜き穴があります。ランプ交換の際に水抜き穴の掃除をしてください。
・軒下、屋側通路などの雨線内でも雨水の降り込みなどで吸湿し絶縁不良になったり、反射板などが錆びることがありますので(防雨形)か(防湿・防雨形)の取付けをおすすめします。
節電設計ランプの総称を表わしております。
ランプには使用用途、条件などによりさまざまな種類があります。
<白熱灯> | ||
---|---|---|
白熱電球 | 特長: 最も一般的なランプ 用途: シャンデリア、トイレ、浴室等ランプ |
LW〜、GW〜、KR〜 |
ハロゲン電球 | 特長: 小型で明るい 用途: 店舗、スポットライトランプ |
JD〜、JDR〜 |
<放電灯> | ||
蛍光ランプ | 特長: 一般家庭で使われる代表的ランプ 用途: リビング、寝室のメイン照明ランプ |
FL〜、FLR〜、FCL〜 |
電球形蛍光ランプ | 特長: 白熱電球の形をした蛍光ランプ 用途: 白熱電球の置換えとして広く使われるランプ |
EFA〜、EFG〜、EFD〜 |
コンパクト形蛍光ランプ | 特長: 蛍光ランプをU字等に折り曲げたランプ 用途: ダウンライト、学習スタンドランプ |
FDL〜、FPL〜、FML〜 |
HlDランプ | 特長: 大型であり、ワット数が大きい 用途: 工場、体育館、道路ランプ |
HF〜、MF〜、NH〜 |
ランプの本体に記載されている形名は、ランプの形式、大きさ、光源色などを表します。
<白熱電球>
* 白熱電球は、ランプ本体には「V」「W(消費電力)」「W形」しか印字しておりません。
ランプ形名は、パッケージに記載しております。
例: LW 100V 54W (G)55
LW [電球の種類]
100V [定格電圧(ボルト)]
54W [定格消費電力(ワット)]
(G)55 [ガラス球の形式と直径(mm)]
[口金の形状(区分が在る場合だけ)]
電球の種類
L(C): 透明の一般照明用電球(例:クリヤーランプ)
LH: 半コーティングー般照明用電球(例:セミホワイトランプ)
LW: 白色塗装の一般照明用電球(例:ホワイトランプ)
GC: 透明のボール電球
GW: 白色塗装のボール電球
RF: 散光形の反射形電球
RS: 集光形の反射形電球
BRF: 散光形のビームランプ(ガラス球PAR形)
BRS: 集光形のビームランプ(ガラス球PAR形)
CRF: 散光形のクールビーム(ガラス球PAR形・熱線カットタイプ)
CRS: 集光形のクールビーム(ガラス球PAR形・熟線カットタイプ)
<蛍光ランプ>
<スタータ形蛍光ランプ>
<ラピッドスタート形蛍光ランプ>
<高周波点灯専用形蛍光ランプ>
<電球形蛍光ランプ>
<コンパクト形蛍光ランプ>
形名の見方についてご参考にしてください。
白熱電球 | ||
---|---|---|
L (C) | 透明の一般照明用電球 | Lamp (Clear) |
LH | 半コーティング一般照明用電球 | Lamp Half(or High) |
LW | 白色塗装の一般照明用電球 | Lamp White |
GC | 透明のボール電球 | Globe Clear |
GW | 白色塗装のボール電球 | Globe White |
RF | 散光形の反射形電球 | Reflector Flood |
RS | 集光形の反射形電球 | Reflector Spot |
BRF | 散光形のビームランプ | Beam Reflector Flood |
BRS | 集光形のビームランプ | Beam Reflector Spot |
CRF | 散光形のクールビーム | Cool Beam Reflector Flood |
CRS | 集光形のクールビーム | Cool Beam Reflector Spot |
ハロゲン電球(Jはドイツ語のjod ヨウ素の意) | ||
J | 一般用ハロゲン電球 | |
JB | 非常灯用ハロゲン電球 | |
JC | 映写用、光学機器用ハロゲン電球 | |
JD | 一般用二重コイルハロゲン電球 | Double |
JF | 航空照明用ハロゲン電球 | Flying |
JP | スタジオ用ハロゲン電球 | Photo |
(コイルの種類)無表示 単コイル | ||
D | 二重コイル | D=Double ダブルコイルの意味 |
蛍光ランプ | ||
FL | Fluorescent Lamp | |
FCL | Fluorescent Circular Lamp | |
FLR | Fluorescent Lamp Rapid | |
GL | Germicidal Lamp | |
FHF | Fluorescent Lamp High Frequency | |
EX-D | Extra Dayligt | |
EX-N | Extra Neutral | |
EX-W | Extra White | |
EX-WW | Extra Warm White | |
EX-L | Extra Light bulb | |
EDL | Extra Deluxe | |
SDL | Super Deluxe | |
P | ポリカーボネートチューブ付 | |
NU | Non Ultra Violet | |
電球形蛍光ランプ | ||
EF | Electric Fluorescent | |
A | 電球のバルブがA形の形状 | |
G | Globe | |
D | Double | |
T | Triple | |
EL | Extra Light bulb | |
EN | Extra Neutral | |
ED | Extra Dayligt | |
コンパクト形蛍光ランプ | ||
FDL | Fluorescent Lamp Double Lamp | |
FPL | Fluorescent Lamp PLという名で制作したことが由来 | |
FML | Fluorescent Lamp 形状から名づけたことが由来 | |
FWL | Fluorescent Lamp Wの形状 | |
FPR | Fluorescent Lamp PLタイプでラピッド形であるため |
天井などの高い位置にあるランプを、脚立いらずで簡単にランプの取り換えができる便利道具です。
先端に付けるゴム製の吸着カップの交換で、ハロゲン電球やミニクリプトン電球などの小型のものから一般電球や電球形蛍光ランプやHIDランプまで対応可能です。
石英バルブが透明性を失い白濁化する事で、劣化し破損の原因となります。
ハロゲン電球で石英ガラス使用のランプで注意が必要になります。
失透の原因となりますので、該当機種のガラス球は直接素手で触れないでください。
<該当機種形名> | |
---|---|
J | ネオハロゲンミニ、投光用ハロゲン電球 |
JB | 非常灯用ハロゲン電球 |
JC,JCD | 光学機器用ハロゲン電球 |
JD | ネオハロクール、ネオハロゲンランプ |
JF,JFD | 航空照明用ハロゲン電球 |
JP,JPD | スタジオ照明用ハロゲン電球 |
ランプには入っておりません。
点灯させる器具の安定器に付いているコンデンサの絶縁オイルに使用されておりましたが、昭和47(1972)年8月以降使用されておりません。
蛍光ランプは中間処理で再資源化、リサイクルされます。
直管の蛍光ランプ(20w、40w、110w)の場合には両端部はカットされ、材料別に分別されます。
1. | 両端部は分別後、アルミニウム原料(インゴット)としてリサイクル |
---|---|
2. | ガラス(ソーダガラス)部は粉砕され、ソーダガラスカレットにし、パウダー化してリサイクル (タイルブロックやグラスウールなどに) |
3. | 蛍光体(含む金属水銀)は金属水銀と蛍光粉に分離しリサイクル |
蛍光灯や白熱灯は、ランプを点灯させているとだんだんランプの中のフィラメント(電極)が消耗していき、電気が流れにくくなったり、ランプが黒ずんでいくため、薄暗くなります。
(ランプは電気がたくさん流れると明るくなり、少ししか流れないと暗くなります。従って、電気が流れにくくなるとランプは暗くなるのです。)
眼にとって明るすぎるからです。
蛍光灯や白熱灯などの光源(光のもと)は、まわりを明るくする分、それ自身は大変明るいのです。
虫めがねで太陽の光を集めて黒い紙を焦がしたことがあるでしょう。それ位、強い光にはエネルギーがあります。
人の目は、暗いところでも見えるようにできているので、強い光から眼を守るためにまぶしく感じるのです。
ランプは少しでもまぶしさをやわらげるために、光が集中しないように、白熱灯では、ランプの表面を透明のガラスのままにしないで、すりガラスを使ったり白く塗装しています。
ただし、多少まぶしくてもキラキラ輝かせてきれいに見せたいときは、透明のガラスを使います。
蛍光灯の表面が白っぽく全体に光っているのも同じようにまぶしさをやわらげる効果があります。
(1)ガラス製品のため、取り扱いに注意してください。
・落としたり、ぶつけたりすると、割れたり傷がつくことがあります。ガラスの表面に傷をつけると、後日に割れることもあります。
・包装箱に記載の「安全上の注意」をよくお読みの上ご使用ください。
(2)ランプはソケット(ランプホルダー)に確実に取り付けてください。
取付けが不完全だと、落下・不点灯・過熱・発煙の原因となることがあります。
(3)点灯中や消灯直後は、ランプが熱いので手や肌を触れないでください。ヤケドの原因となったり、破損してケガの原因となることがあります。
・交換や清掃は十分に冷えてから保護具(眼鏡・手袋など)を着用して行ってください。
(4)電源を切ってからランプを交換してください。
ランプを交換したり、器具の掃除をするときは、感電ややけどを防ぐため、電源を切って冷めたことを確認してから作業してください。
(5)ランプに紙を貼りつけたり、塗料を塗ったりしないでください。
・色紙やセルロイドなどをランプにはりつけたり、すぐ近くにおくと、変色し、こげたり引火したりします。また、ランプが加熱し、破損したり、口金外れや短寿命の原因となることがあります。
・お好みの光色を選びたい場合は、カラーランプをお使いください。
(6)電源電圧にあった器具(ソケット・安定器・グロースタータなど)で指定された種類・ワット数のランプを必ずお使いください。
・器具に表示してある適合ランプ、種別を確認してください。
(7)点灯方向に指定のあるランプは必ず指定方向で使用してください。また、ランプによっては直接素手で触れられないものもありますので注意してください。
(8)電球形蛍光ランプは、調光機能・リモコンのついた器具では使わないでください。
ランプの破損や発煙・安定器損傷の原因となります。
・調光操作はできませんが、調光機能・リモコンのついた器具向けの電球形蛍光ランプをご使用ください。
濡れ雑巾できれいにヨゴレを拭き取ってください。
その際
(1)電気を消して行ってください。
(2)消灯直後はランプに余熱が残っておりますので冷えてから行ってください。
(3)濡れたまま器具に取り付けると感電する恐れがありますので乾拭きしてください。
使用状況により異なりますが、明るさが減ってしまいます。たとえば読書をする時は字が読みづらくなりますので、定期的にお手入れすることをおすすめします。
白熱電球や、電球形蛍光ランプの場合は可能ですが、蛍光ランプは器具ごとにワットが決まっているためできません。
不良ではありません。どのような器具のソケットにも対応できるように、ランプの方の口金を多少動くようにして、はめやすくしているためです。
周囲温度が低いと、水銀の蒸気量が少なくなり紫外線発生が十分でなくなり、蛍光体が十分に光らなくなるためです。蛍光ランプにとって、周囲温度は25℃が適温となるように設計してあります。また、この逆に周囲温度が高すぎても、暗くなることがあります。
新品ランプでも、最初しばらくうねる場合があります。消灯し、しばらくして再び点灯すれば直ります。数回の点滅や数分間の点灯で止まれば異常ではありません。
・しばらく点灯して、ランプが暖まってくると消えるものは不良ではありません。内部の水銀が一時的にガラス内壁に付着したものです。
・点灯管が動作している最中に黒ずんだものは、点灯管が古くなったり取り付け不具合によるものです。この場合は黒ずみは消えません。
・長い間使っているうちにだんだん黒くなりますが、これは不良ではなく寿命が近いと判断してください。
ランプ・点灯管や器具の不良以外に、
(1)ランプ・器具・点灯管の組合わせの違い
(2)ランプの装着不完全
(3)器具の設置不完全
(4)周囲温度低下
(5)電源電圧の低下あるいは不安定
などの原因が考えられます。
次のようなことが考えられます。
(1)器具に合ったランプが使用されていない場合
(2)クーラーの風などがあたって冷たくなっている場合
(3)チラツキがよく出ている場合
(4)点滅が多い場合
(5)点灯管が古くなっている場合
次のようなことが考えられます。
(1)定格電圧より高い電圧がかかっている場合
(2)点灯中に振動や衝撃がかかる場合
(3)水滴等がガラス球にあたりヒビが入った場合
不良ではありません。
蛍光ランプの点灯に必要な微量の金属粒を封入しているため、振ると音がしますが異常ではありません。
電球形蛍光ランプの特性です。不良ではありません。
・電球形蛍光ランプには、水銀を含んだアマルガムという合金が蛍光管の中に入っており、ランプが点くとアマルガムが暖まって中の水銀が蒸発することにより明るくなります。
電球形蛍光ランプは、このアマルガムが暖まるのに時間がかかるため、ゆっくりと明るくなるのです。
ランプ・点灯管が正しく装着していないこと、器具にあわないランプ・点灯管であることが考えられます。確認してみてください。