2014年6月より適用される、公共施設用照明器具(JIL5004−2012)に改正追補が発行されました。
LED機種に関して、従来設計光束維持率を85%に規定していたが2013年10月に一般社団法人 照明学会より発行された、照明設計の保守率と保守計画(下表参照)に整合させて、新規にLED照明器具の保守率として定義した。
例 LSS1 現行保守率 0.77 ⇒ 0.81
5.1.3 LED照明器具の保守率(清掃間隔1年)
※ 下面開放形もしくは簡易密閉形、完全密閉形とする。
LED照明器具の保守率は、従来光源と同じ考え方に基づいて定められておりましたが、今回、一般社団法人 照明学会発行の照明設計の保守率と保守計画にLED対応増補版が発行され、LED照明器具の汚れ係数が定められました。
保守率は下記の式により導き出されますが、新たに照明器具の汚れ係数についてLED器具の値が定められました。
照明器具自体の特性変更によるものではありません。
照明学会技術指針「照明設計の保守率と保守計画 第3版 −LED対応増補版−」 JIEG-001(2013)(2013年10月1日 発行)のご案内