設計・提案支援 照明設計支援 会員サイト LuxPortal(ルクスポータル) 照明設計支援ツール LuxDesign(ルクスデザイン) User's Voice(株式会社ユニオンテック様)
2026年5月より、東芝ライテックは新たな照明設計支援ツール「LuxDesign(ルクスデザイン)」の無償ダウンロード提供※を開始しました。
この度、電気設備の設計会社として4000件以上の設計および施工図作成を手がけられてきた株式会社ユニオンテック様にいち早く本ツールを導入いただき、その使用感や評価をお伺いしました。
※ LuxDesignのダウンロードには、会員サイト「LuxPortal」の会員登録が必要となります。

株式会社ユニオンテック
設計部
部長
小森 伸次 様

株式会社ユニオンテック
設計部設計課
高橋 祐貴 様
名古屋市南区に本社を置く株式会社ユニオンテックは、1986年に創業した電気設備設計会社です。早期からCADを導入した先進的な取り組みと技術力を強みとし、建物の電気設備に関する設計や調査、CADによる施工図・竣工図の作成などを一貫して手がけてきました。専門資格を持つ技術者も多数在籍。公共・民間のさまざまな建設プロジェクトを支える、実績豊富な地域密着型の設計事務所です。

会社概要
会社名:株式会社ユニオンテック
所在地:愛知県名古屋市南区駈上一丁目11番28号
設立:1986年3月
営業品目:電気設備業務
ホームページ:https://kk-uniontec.jp
はじめに株式会社ユニオンテックについてご紹介ください。
小森 弊社は電気設備の設計会社として1986年3月に創立しました。当時はまだCADが普及していませんでしたが、先代社長が先を見越して高額なCADを3台導入してスタートしました。現在はオペレーターも含め24人体制の技術者集団です。設計の対象は、照明、コンセント、放送など、建物に関係する電気設備のすべてで、「建物に命を吹き込む」というコンセプトでやっています。
設計業務で大切にしていることをお聞かせください。
小森 すでにCADで図面を書くのが当たり前の時代ですから、より付加価値をつけるため、それぞれの施工現場に適した使いやすい図面の提供を心掛けています。現場の経験があり施工図まで書ける人材がいることが弊社の強みですね。この強みを今後も維持していくためにも、いかに人を育てていくかが課題です。自分の知見やノウハウを、いま一緒に組んでいる若手に伝え、育てていきたいと思います。特に照明関係ではどこに出しても恥ずかしくない技術者に育って欲しいですね。現場調査にも頻繁に行ってもらい、さまざまな経験を積んでもらっています。
以前はどのように照明設計を進めていたのでしょうか。
小森 LuxDesignの導入前は、設計ツールに照明器具のデータを全部移植して、照度計算などを行っていました。東芝照明設計ツール「TX」はもちろん汎用ツールの「DIALux」や国内他メーカーのツールも使いこなしていました。
高橋 私は入社してから、他メーカーのツールと東芝の「TX」を使って照度計算のスキルを身につけていきました。
小森 弊社はそれらのツールを使って、さまざまなメーカー製照明器具のIESデータを作っていましたが、その後IESデータを読み込めるツールがなくなったので、以来「TX」をメインに使うようになりました。
LuxDesignの導入前に苦労していた点を教えてください。
高橋 いろいろありますがいちばん大変だったのは、指定の位置に照明器具を配置する操作ですね。照明器具があらかじめ図面にプロットされていて「この位置で照度計算してください」という指示の場合です。その点LuxDesignではCADデータから器具の位置を取得してそのまま配置できるので、とても便利になりました。
LuxDesignを使い始めた時、全体的にどのような印象を持ちましたか。
高橋 照度設計に必要な機能は十分に揃っていると感じました。全体的に分かりやすいですし、特にアイソメ機能(立体を斜め上から見た図の表示)は器具がどこにどの方向についているのか一目で分かり、良いと思いました。
従来の東芝照明設計ツール「TX」から変わった点、良くなった点はありますか。
高橋 LuxDesignでは階層構造が採用されているので、私の場合、直感的に操作方法が分かり、マニュアルを開かなくても照度計算を簡単に行えました。上から順番に作っていく手順になり「TX」とはまったく別のツールになった印象です。フォルダの中にファイルを入れるような考え方でしょうか。視覚的にも、階層表示も含め画面構成は分かりやすく、より設計者に向き合った支援ツールになったと思います。

LuxDesignのアイソメトリック表示
特に使いやすいと感じる機能はありますか。
高橋 CAD図面を読み込んだあと、四角形を使って簡単に部屋を作成できます。特に便利なのが「オブジェクト吸着(スナップ)機能」で、部屋の角をポイントとしてそのまま指定できる点です。他のツールでは、線と線が交わっている場所を探して選ぶ必要がありますが、LuxDesignでは角の位置を直接クリックして指定できるため、作業がより簡単でスムーズに行えます。必要だった10回の操作が6回ですむという感じで、工数が半減したので作業時間が短縮できます。500部屋分計算する場合など、その積み重ねはとても大きいですね。
入力の仕方や操作レスポンスなどはいかがですか。
小森 CADのデータで書き出す時も早いですし、全体的に遅いと感じたことはありません。アイコンがあることで、特別なキーを押さなくても良くなり、すばやく作業ができるようになりました。
既存のツールと比較して、良いと思うことを教えてください。
高橋 アイコン機能も良いですね。一度使い方を理解したらワンクリックでやりたい動作を起動できるのは便利です。それからCADデータを読み込めるのは他社ツールと同じですが、外部参照としてファイルの位置だけ読み込むので、LuxDesignのファイル容量を軽くできる点です。
小森 データが大きくならないのは非常に良い点です。年間何百という物件を扱う弊社にとっては100点満点ですね。機能面で特に評価したいのは、アイコン、図面の読み込み、器具の拾い出しなどですね。

LuxDesignのプラン表示
設計時間や作業効率は変わりましたか。
高橋 かなり早くなりました。1つ1つの部屋を個別に作成、管理するのではなく、1棟まとめて管理できるようになったので、同じ部屋で何パターンか分ける際の管理がしやすくなり、作業の効率が大変良くなりました。
小森 1週間かかった仕事が半分くらいの時間でできるようになりました。器具を拾い出す機能が強いですね。いままでは部屋の角からの距離を全部拾って、手入力で器具を移動させる必要があったので大変でした。
設計結果についての印象を教えてください。
高橋 作成する最終形は同じなので見た目は変わりません。そこに行き着くまでの過程と作業手順が大幅に良くなりました。
小森 表示方法も、平均値や最大値、最小値、均斉度などが1つの表になって出るので、これまでの雛形と変わらず問題ありません。
今後、改善したほうが良いと思う点はありますか。
高橋 初めて使う人が触った時に、次にこうしてくださいという感じでガイドが出る機能があるといいですね。
小森 あとは徐々にバージョンアップしていただければ良いです。
設計事務所としてLuxDesignに期待できることを教えてください。
小森 無償ですから導入しやすく、人を育てるのにも有効ですね。操作だけなら1週間で照度計算を任せられるかもしれません。

LuxDesignのツリービューと機能アイコン
高橋 LuxDesignでは、階層ごとにフォルダーで分けて複数人で手分けして作業し、最後に合成することができるので、連携という意味でチーム作業を非常に効率的に進められるのではないか、と期待しています。
小森 まだクライアントにはLuxDesignで作ったものを提出したことはありませんが、今後は積極的に使っていきます。提案書の作成も自分たちでやることが増えるでしょうね。短納期の案件にも対応できるようになると思います。
本日はお忙しい中貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
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